【専任教員の紹介の目次】

ほしの ひろかず

星野 広和

 企業経営の基礎Bでは、アメリカ経営学を中心に、経営学の基礎的概念、基本原則、その時代の代表的理論・学説、人間モデルの変遷、理論的背景などを学びます。その際、経営理論が企業の実践的要請にどのように応えてきたのか、また我が国の企業経営にどのような影響を与えてきたのか、そして現在の経営課題とどのように関連づけることができるかについて理解することが重要です。
 この講義では、優れた経営学者が生み出した理論のエッセンスに学ぶことによって、経営学について「論理的に思考する力」を身につけてもらうことが主眼となります。みなさんが「論理的に思考する力」を身につけることは、身の回りの実践的なマネジメント(サークル、アルバイト、自己管理等)の課題に対して有効な解決策を導く手助けとなります。

企業経営とは

 企業問題入門では、今日の企業マネジメントの現状と課題について,できるだけ最近の具体的なケースを通じて、経営学の基礎的知識や企業マネジメントの仕組みを踏まえながら学習します。例えば,企業マネジメントの基本である経営資源の管理はもちろんのこと,経営理念と経営戦略、会社形憩、マーケテイング、グローバル化への対応、環境問題への取組み、企業の不祥事等について取り上げます。
 この講義では,たくさんの新聞記事や参考資料を配布しながら、みなさんに企業マネジメントの現実を観察し課題を理解するための「メガネ」を創ってもらいます。みなさんが創った「メガネ」で企業マネジメントの仕組みや理論を理解するだけでなく、物事を多角的かつ多面的に捉える力を涵養しましょう。