おぎそ みちお 小木曽 道夫 |
今まで、非エリートとされてきた人の中には、地球環境にやさしい商品を開発する能力を持っている人がいるでしょう。これらの人は従来はエリートとして選別されずにエリートによって支配されてきましたが、これからは今後の社会に要求される能力を持つ人が自ら意思決定して行動することが必要になるでしょう。 |
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これまでの日本では、合格難易度が高い大学に入学して卒業した人や国家公務員上級職試験の合格者が「能力」あるエリートとして選別されてきました、そして、このようなエリートが「無能」な非エリートを支配する方法は、山一證券の自主廃業、そごうの経営破綻、千代田生命の更正特例法の申請等に示されるように破綻しました。つまり、情報社会の到来によって、要求される能力が変化したために、実はすでに能力がないエリートが実は能力があるかも知れない非エリートを支配する方法が過去の遺物になったのです。 |