シンポジウム「無形文化の記録保存に関する動画像の過去と未来」
2002年2月23日(土) 13:00〜17:00
主催:國學院大學学術フロンテイア事業実行委員会
共催:研究プロジェクト「無形の文化の記録保存に関する基礎的研究」
会場:國學院大學渋谷キャンパス 百周年記念館3階 AV教室
【発表】
「有形、無形の文化を考える」 栄久庵憲司氏(インダストリアルデザイナー、道具学会会長)
「民俗芸能の記録保存の歩み」 星野紘氏(東京文化財研究所)
「映像資料批判の試み 新野の雪まつりを例に」孝寿聡氏(博物館映像学研究所)・茂木栄氏(國學院大學日本文化研究所)
【映画上映】
「新野の雪まつり」S.28制作
【発表】
「無形文化のデジタル映像記録と表現」 長瀬一男氏(たざわこアートファクトリー)
【デイスカッション】
司会:山内利秋氏(國學院大學日本文化研究所)・茂木栄氏
コメンテーター:大島暁雄氏(文化庁伝統文化課)
消滅しつつある無形文化遺産の記録化は、早急に行われなければならない。
しかしながら、第2次世界大戦―高度成長期―バブル経済といった大きな変化は、常に記録対象の意味や「かたち」を大きく変化させてしまっている。
このシンポジウムでは、過去に調査された無形文化遺産の記録を現在にどう生かすかを課題とする。