シンポジウム「画像資料と近代生活誌」


2001年12月8日(土) 13:00〜17:00

主催:國學院大學学術フロンティア事業実行委員会
共催:國學院大學画像資料研究会
特別協賛:(株)堀内カラー,(株)コスモスインターナショナル,ナカシャクリエイテブ(株)
会場:國學院大學渋谷キャンパス 百周年記念館3階 AV教室

【趣旨説明・発表】
「趣旨説明・折口信夫と画像資料」 小川直之(國學院大學)
「渋沢敬三ののこした写真資料」香月洋一郎 氏(神奈川大学教授)
「写真を読む」須藤 功 氏(民俗学写真家)
「史料としての写真」斉藤多喜夫 氏(横浜開港資料館)
「画像メディアと近代」田邊 幹 氏(新潟県立歴史博物館)
【パネルディスカッション】
司会:小川直之・山内利秋(國學院大學・國學院大學日本文化研究所)
    (問題提起「画像コレクションの動向」 発表:山内利秋)

 近代以降、写真技術の普及とともにさまざまな事物が撮影され、その写真が流通、保存、活用されてきた。さらに写真の普及にともなってこれを印刷物にする技術も発達した。
 今回のシンポジウムでは、写真とこれによる印刷物を画像資料と位置づけ、こうした画像資料から日本における近代の生活をどのように読みとることができるのか、あるいは近代の生活の中で画像がどのような役割を果たしてきたのか、といった課題を検討する。
近代生活誌の叙述において、画像資料が有効性、資料的価値を持つのか、その具体的な位相を明らかにすることで、画像資料の保存・修復、公開の必要性を再認識するとともに、画像資料研究の可能性を探りたい。


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