学術フロンティア・画像資料研究フォーラム(9)
人文科学と画像資料研究
―教材としての画像資料の活用―


 國學院大學学術フロンティア事業では、國學院大學が120年にわたって蓄積してきた学術資産のうち、平成11年度より画像資料を中心としてデジタル化による資料化を進めるとともに、その公開・活用方法についても模索してきた。そのような中で昨年、これまでの当プロジェクトの成果を使用した河畑格致氏の授業が文部科学省のIT授業実践ナビに掲載されたこともあり、これを機に改めて、研究のための資料としてだけでなく教育における有効性についての展望をひらくと同時に、大学と地域・小中高等学校との連携のありかたについても模索したいと考え、このたびは公開・活用方法研究の一環として、「教材としての画像資料の活用」と題したフォーラムを開催した。

日 時 平成18年2月25日(土)午後2時より
場 所 國學院大學120周年記念1号館1403教室

内 容
河畑格致氏(山口県山口市立宮野小学校教諭)
 小学校社会科授業における画像資料の活用

田中秀典氏(國學院大學日本文化研究所調査員)
 授業におけるデジタル古写真の活用―高等学校の地理を例として―

朽木 量氏(千葉商科大学政策情報学部助教授)
 土地に根ざしたウェブコンテンツによる新しい文化遺産の活用法―千葉商科大学「辿るミュージアム」の試み―

コメンテーター  島田 潔氏(國學院大學神道資料館)・黒崎浩行氏(國學院大學講師)

司 会  黒崎浩行氏


國學院大學 研究開発推進機構 日本文化研究所
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