宮地直一博士写真資料データベース



『宮地直一博士写真資料』解題

凡 例

1.本データベースは國學院大學学術フロンティア構想「劣化画像の再生活用と資料化に関する基礎的研究」の成果の一部であり、國學院大學が所蔵している宮地直一博士旧蔵の写真資料に関する目録である『宮地直一博士写真資料目録』(國學院大學日本文化研究所 2005年)をもとに構成したものである。

2.本データベースには宮地博士が蒐集した画像資料と各資料に付帯する情報を収録している。

3.画像資料の中には、写真の他に拓本や版画も含めた。なお、書簡などの文字のみで構成された資料は除外している。

4.収録にあたって、宮地博士によって整理されたアルバム及び一綴りの台紙群を、書棚の順番に沿って1〜53番までのアルバム番号を付けた。画像資料はアルバムや台紙に収載されたままの順序で一貫した資料番号を新たに附与した。

5.本書ではアルバム番号・資料番号に従って資料を掲載しており、アルバムごとに扉を入れて区分けしている。アルバムの表題については、無表記のものや、そのままでは内容が捉えにくいと思われるものは、編集者が各巻に所収された文書などの名称を考慮して【 】で付記した。

6.資料に付帯する情報は、資料番号、写真およびアルバムの周囲や裏に書かれたメモ又は題箋、サイズの順に整理し掲載した。

7.原則として手書きのメモは書かれたままを載録し、必要に応じて編集者の注を【 】の中に付載した。手書きメモはでき得る限り原本の記載に忠実に載録したが、判読が困難な文字は■とし、削除されている部分は《》で示してある。

8.資料または周辺に書き込まれた文字は、次のように3つに大別した。個別資料に附されたメモ・記述はこれを小項目として扱い、それぞれの資料番号の下に掲載した。複数の写真にわたる内容と判断されるものは中項目として扱い、その写真群の始めに当たる資料番号の前に掲載し、係っている範囲の資料番号を〔 〕で括って付け加えた。さらに記述内容が複数の写真群にまたがっている場合には、これを大項目として扱い、〔 〕で括るとともに文字のポイントをあげ、ゴシック体で表している。

9.資料のサイズは、縦・横をミリ単位で表示した。ただし、拓本に関してはその性格上、これを記していない。

10.収録のデータの作成・整理と編集については、杉山林継の指導のもと、上野力・糟谷尚輝・菊田龍太郎・田中秀典・根本祐樹・日原史絵・村瀬友洋(五十音順)が担当し、データベースの作成は中村耕作が担当した。なお、青木良輔・鈴木聡子・松本久史(同順)各氏によるご協力を頂いた。



更新履歴
2005.6.30 公開開始


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