母校経済学部および大学院経済学研究科の教員・学生などで構成されている國學院大學経済学会(会長・秦信行経済学部長)が、
学部生に対して平成17年度懸賞論文を募集し、その応募を1月末日に締め切りました。応募総数は44篇(昨年は38篇)で、厳正なる審査の結果、最優秀賞1篇、優秀賞5篇、奨励賞3篇、
佳作7篇、努力賞28篇が決定されました。なお、青木賞(29歳で夭折された母校経済学部専任教員の青木正紀氏のご遺族からの寄付金を基に設けられた賞)の該当論文はありませんでした。
表彰式は2月2日午後2時から、母校渋谷キャンパス常磐松2号館第1会議室で行われ、各受賞者に秦会長から賞状と賞金が贈られました。
また、本会からは池田將弘会長、加藤元茂副会長が出席し、昨年に引き続き2回目の協賛になりますが、最優秀賞と優秀賞受賞者に「院友経済会賞」
として賞状と賞金を贈りました(写真
)。
なお、佳作までの受賞者と論文名は次のとおりです(敬称略)。
◎最優秀賞
▽中島大介(経4)「少子化時代に好業績な学習塾の財務の特徴」
◎優秀賞
▽清田力(経ネ3)「日本のNPOの進む道」
▽鳥居慶一(経ネ3)「フェアトレードの歴史とこれからの展望 日本のバナナ貿易の取り組み」
▽金沢由梨(経4)「航空業界の現状と問題点〜全日空を中心として〜」
▽増田裕子(経ネ3)「ニセコ町のごみゼロに向けた現状の取り組みと課題〜住民参加型の視点から〜」
▽宮先慶徳(経ネ3)「日本のODAがもたらすタイへの影響と持続可能な社会」
◎奨励賞
▽鈴木俊幸(経ネ3)「日系コンビに企業が韓国市場で生き残るための処方箋」
▽東義人(経ネ4)「ヴィクトリア時代におけるリゾートの発展と鉄道の果たした役割」
▽高橋郁江(経ネ3)「ニセコ地域における外国人ビジネスへの課題〜外国人観光客増加の背景と影響」
◎佳作▽今井宏樹(経ネ3)「肥大した資本主義にどう抵抗するか タイの複合農業を中心に据えた運動とフェアトレードの実践から」▽松田葉子(経4)「大学生と企業におけるミスマッチ‐大卒フリーターの増加の原因と解決策を考える」▽高宮梨沙(経ネ3)「ODAのあるべき姿を求めて‐日本ODA『国民参加型による持続的開発』を通じて」▽田島脩史(経ネ3)「ニセコ町の高齢者福祉の現状と課題」▽馬場晴彦(経ネ4)「ソフトレンタル店の将来に関する考察」▽小嶋嘉文(経ネ3)「砂漠化防止への課題〜中国内蒙古自治区ホルチン砂漠への植林活動から考える〜」▽水野泰(経4)「電力自由化‐2007年電力完全自由化の罠」
本会機関誌『院友経済』平成18年度号(No57)には、関連記事が掲載される予定です。 |