村上松次郎
むらかみ まつじろう明治30（1897）-昭和37（1962）
挿絵画家。東京に生まれる。洋画家武内鶴之助に師事する。昭和初期から、現代小説、冒険小説、軍事小説の挿絵を手掛け、軍艦や海戦をテーマにした写実的な絵を描いた。講談社の雑誌『少年倶楽部』で連載していた平田晋策「昭和遊撃隊」「新戦艦高千穂」や、雑誌『キング』の山岡荘八「御盾」、南洋一郎「聖火の島」などの挿絵を手掛けた。
◇戦争画との関連
戦争美術関係の展覧会では、昭和17年の第1回大東亜戦争美術展、昭和18年の第2回大東亜戦争美術展に出品している。また、昭和15年の第4回海洋美術展、昭和18年の第7回海洋美術展、昭和19年の第8回海洋美術展に出品している。◇参考文献
日本近代文学館編 1984『日本近代文学大事典』講談社『靖国の絵巻』作品リスト
| 巻 |
コマ 番号 |
タイトル |
サムネイル （若いコマが右） |
|---|---|---|---|
| 昭和14年 | 20 | 六 満蘇国境黒龍江警備 村上松次郎画 |
 
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| 21 | （同上） | ||
| 昭和14年 | 22 | 七 満蘇東部国境ウスリイ河警備 村上松次郎画 |
 
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| 23 | （同上） | ||
| 昭和14年 | 30 | 十一 ノモンハンの空中戦闘 村上松次郎画 |
 
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| 31 | （同上） | ||
| 昭和14年 | 34 |
十三 南支那海に於ける海軍警備状況 村上松次郎画 （目次では「十三 南支那海に於ける海軍警備 村上松次郎画」） |
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| 35 | （同上） | ||
| 昭和16年春 | 12 | 三 砲艇隊の活躍 村上松次郎筆 |
 
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| 13 | （同上） | ||
| 昭和16年春 | 36 | 十五 香韶ルート爆撃 村上松次郎筆 |
 
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| 37 | （同上） | ||
| 昭和16年秋 | 46 | 二十 帝国軍艦カムラン湾に入港す 村上松次郎筆 |
 
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| 47 | （同上） | ||
| 昭和17年春 | 22 | 六 マレー沖海戦 村上松次郎筆 |
 
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| 23 | （同上） | ||
| 昭和17年春 | 52 | 二一 わが潜艦 米航空母艦を撃沈 村上松次郎筆 |
 
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| 53 | （同上） | ||
| 昭和19年春 | 24 | 第六次ブーゲンビル島沖航空戦 村上松次郎 |
 
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| 25 | （同上） | ||
| 昭和19年秋 | 36 |
聯合艦隊の一部出撃・先制空襲 村上松次郎 （目次では「聯合艦隊の一部先制空襲 村上松次郎」） |
 
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| 37 | （同上） |
