おはらいの文化史 5 形代かたしろ


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解説

 袴狭はかざ遺跡は、旧但馬国出石郡域・袴狭川沿いにあり、当所から木製の形代類(人形ひとがた刀子形とうすがた舟形ふながた馬形うまがたなど)が約5,600 点出土した。古代この地で、体についた罪やけがれを形代に移し、水中に投棄する儀式を行っていたものと考えられる。同遺跡では、地面に突き立てて祭場を区切る道具とされる斎串いぐしも出土している。

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