おはらいの文化史 17 『中臣祓抄』なかとみのはらえしょう


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『中臣祓抄』


解説

 本書は玉木正英たまきまさひで(寛文10~元文元(1670~1736)年)著『中臣祓風水草管窺』なかとみのはらえふうすいそうかんきに頭註などを加えたもの。『管窺』には、出口延佳でぐちのぶよし(元和元~元禄3(1615~90)年)が寛文10(1670)年に山崎闇斎やまざきあんさい(元和4~天和2(1618~82)年)に送った『伊勢神宮祓具図説』いせじんぐうはらえぐずせつが含まれる。『図説』には、伊勢流祓の祓具の図と解説が記される[1]

  1. ここに描かれる八足案は祓具(20)とほぼ一致する。

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