おはらいの文化史 21 清原宣賢きよはらののぶかた『中臣秡抄』なかとみのはらえしょう


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『中臣秡鈔』


解説

 清原宣賢きよはらののぶかた(文明7~天文19(1475~1550)年)が、父の吉田兼俱よしだかねとも(永享7~永正8(1435~1511)年)の説に従って、中臣祓なかとみのはらえを説明したもの。中臣祓を計13段に別ける点に吉田流の特徴がみえる。『中臣祓記解』なかとみのはらえきげ『中臣祓義解』なかとみのはらえぎげを引用していることから、両書が、吉田神道における中臣祓の註釈においても参照されていることがわかる。

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