おはらいの文化史 42 『中臣祓』なかとみのはらえ(伊勢本)いせぼん


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『中臣祓』


解説

 伊勢神宮周辺で形成されたはらえの次第や祓詞はらえことばを集めたもので、代々、伊勢神宮内宮の神職をつとめた荒木田あらきだ家に伝来した。大中臣清世おおなかとみのきよよ(貞和元~応永6(1345~1409)年)が相承した祓詞が収録されているために『大祓詞註釈大成』には『中臣祓 清世本』と題して収録され、解題は宮地直一みやじなおかず(明治19~昭和24(1886~1949)年)が執筆した。

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