第1回公開フォーラム「歴史・文化をふまえた環境総合教育」を下記のように開催いたします。入場無料ですので、皆様お誘いの上、ご来場されるのをお待ちしております。
開催場所: 國學院大學渋谷キャンパス 若木タワー地下1階 会議室02
第1部 報告 (午後1時〜午後2時15分) 司会: 柿沼秀雄(文学部教授)
「江戸時代の動物と環境問題」
環境考古学の専門家である西本氏は、人間と家畜の関係について歴史的に研究されておられます。この度は、江戸時代の馬や牛、イヌなどの動物と人間に関するテーマで話して頂きます。
「民俗学における環境教育の試み〜ウミガメ捕獲と海岸環境保護の共存をめざして〜」
環境民俗学の専門家である藤井が、ウミガメの民俗についての研究成果を踏まえて、多様な価値観を生み出す背景としての環境や、多様な価値観を継承・共存していくための方策を考えて次世代に伝えていくこと、などを中心に話をいたします。
第2部 報告 (午後2時30分〜午後4時) 司会: 加藤季夫(文学部教授)
「武蔵野の二次林と持続可能な地域づくり」
獨協大学の地理学研究室で研究している犬井氏は、新田開発の歴史を踏まえた農業や環境への取組について話をされます。
「村の成り立ち〜持続可能な社会のモデルとして〜」
樹木・環境ネットワーク協会で実践にも携わっている澁澤氏は、植物を中心とした自然生態系の生長量の範囲で成り立ってきた暮らし、その中での祭り、神社、子ども達の教育、結い・・などを話されます。
「渋谷ノスタルジー〜戦後の映像でたどる渋谷の環境の変化〜」
佐藤氏は、郷土の渋谷の写真などを収集して、そのデジタル化の仕事をしておられます。この度は、戦後と現在の渋谷の映像を比較することによって、渋谷の環境の変化を皆さんに見ていただきます。
第3部 パネルディスカッション (午後4時15分〜午後5時30分) 司会: 古沢広祐(経済部教授)
パネリスト: 小川直之(文学部教授)、根岸茂夫(文学部教授)、茂木栄(神道文化学部助教授)
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