國學院大學環境教育研究プロジェクトチームの久保田裕子がコーディネータになって、平成20年度オープン・カレッジ「環境の時代 ― 歴史文化から考える日本と世界の動き」を、下記のように開催します。受講希望の方は、國學院大學エクステンション事業課までお問い合わせ下さい。
講 座 内 容
本学では、2006年に文部科学省現代GP「歴史文化を踏まえた環境総合教育の拠点形成」が採択されたことにより、環境問題について学際的な取組みを行ってきました。本講座はそれを基に構成されています。
今回は、わかりやすい映像(ビデオなど)も使って、環境の時代とは何か、日本と世界の動きはどのようになっているのかを探ってみましょう。地球環境の現状から始まり、エネルギー問題、食と環境、そして落ち着いた伝統的な社会を振り返り、日本の風土のなりたちや伝統的な農村景観について考え、そして最後に、最新の世界の動きを把握することを通して、今の時代を私たちはどう生きるか、一緒に考えてみましょう。
21世紀は「環境の時代」といわれます。私たちは、物の豊かな、便利な生活を享受していますが、その反面、大量の物質・エネルギーを使い、捨てることで自然・環境を破壊してきました。地球規模の経済や人々の動きも自然・環境、そしてこれまでの伝統的な風景や暮らしを変化させています。
講 座 日 程 (講座の時間は、午後2時20分から午後3時50分の間です)
4月26日(土)
バイオ燃料と原子力は救世主か? ― 世界の食料とエネルギー事情 本学教授 古沢広祐
5月10日(土)
地球温暖化と公正 本学教授 大崎正治
5月17日(土)
農薬から遺伝子組換え作物へ?! 本学教授 久保田裕子
5月24日(土)
有機農業の豊かな世界 本学教授 久保田裕子
5月31日(土)
伝統的社会の暮らしから考える 本学教授 大崎正治
6月 7日(土)
日本人はいかに風土をつくってきたか 本学教授 茂木 栄
6月14日(土)
伝統的農村景観の保全と環境(1) 本学教授 吉田敏弘
6月21日(土)
伝統的農村景観の保全と環境(2) 本学教授 吉田敏弘
6月28日(土)
環境の時代を読む ― 最近のニュースから 本学教授 里見 実
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