日本文學論究 63冊

 

 目   次

シンポジウム

特集  ことばの力−戦争と文学

基調講演  奪われた言葉と物語の復活            岡野 弘彦

潔い男の物語 −マヨワとツブラノオホミ−             三浦 佑之

『平家物語』の無名性と実名性をめく゜って        松尾 葦江

帰還者たちの見た戦争                   花部 英雄

総括 体験と物語との間
     −シンポジウム「ことばの力」を了えて−          松尾 葦江
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『古事記』飯豊王の出自記事
  
−記載方法の意味するところ−                中庭 和樹 

天降る神の保証
  −迩芸速日命を中心に−                   渡邉 卓

『万葉集』の季節観と心情表現
  
−「雪」を中心に−                       金 熈淑

三条西実隆の勧進帳製作の背景              伊藤 慎吾

水谷不倒草稿『江戸時代 草双紙版元鑑』について    中村 正明

『門』論 −解体される〈語り〉                 山岡 正和

中村真一郎「魂の夜の中を」論                山田 興太郎

 

國文學會通信

彙報

編集後記

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