日本文學論究 65冊

 

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シンポジウム 特集 江戸・東京の出版事情と文学

基調報告 近代成立期の読書空間             上田 渡

       江戸の出版流通事情               大和 博幸

       幕末・明治における合巻の展開と出版     中村 正明

       明治初期の戯作文学と新聞メディア       北原 泰邦

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講演   吉田一穂 −生涯最後の作品−          田村 圭司

      『去来抄』の抄 −作品の理解から文学史へ−  秋葉 直樹

      きやりと江戸文化                   須藤 豊彦

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大伴家持におけるカミノミコトと天皇観
      −吉野行幸儲作歌を中心に−           鈴木 道代

「朝顔」巻の情景 −女童による〈雪まろばし〉の深層−   大津直子

河内学派と枕草子 
      −『原中最秘抄』における引用態度を中心に− 沼尻 利通

欧米滞在以後の荷風の文章意識
      −「歓楽」を中心として−              河合 恒

志賀直哉「児を盗む話」
      −〈話〉として語る校医について−         魚 繎京

平田国学の享受の考察
      −下総国学を視点として−             猿田 正祝

 

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