國學院大學スポーツ・身体文化研究室スタッフ紹介 スタッフ一覧へ戻る
<氏名>
山田 佳弘(やまだ よしひろ) |
<プロフィール>
兵庫県神戸市出身 1964.12.24生 東海大学体育学部社会体育学科卒業(体育学士) 東海大学大学院体育学研究科修了(体育学修士) 健康科学アドバイザー(日本体力医学会認定) 弓道 錬士五段(体育連合会 弓道部 監督) |
<平成17年度担当授業>
スポーツ・身体文化T スポーツ・身体文化U 主題講座(弓道を科学する) (現代生活の運動処方) 神道と武道 |
<授業や研究にあたって>
授業において気をつけていることは、高校までの正課体育の嫌なイメージを打ち消すことです。特に、メジャーなスポーツ種目はあまり好きではありません。どちらかというとマイナーなスポーツや新しいスポーツに魅力を感じます。 弓道などはその典型ですね。あまり良く知られない古臭く、堅苦しいものと思われがちです。でも、やってみると意外な面白さや発見があり、スリルや興奮もあります。それに頭脳も使います。 また、最近では新しいスポーツが「ニュースポーツ」として色々と誕生してきています。例えば、メジャーなスポーツを年齢や体力的な問題、施設の関係から正規のルールでは楽しめなくなったことからルール変更をして新しく生まれたスポーツがそれにあたります。その他にも2つのスポーツをドッキングさせたもの、遊具が発展したもの、全く新しい発想から生まれたもの。 色々なスポーツの楽しみ方があっていいし、メジャースポーツや既成のルールにこだわることはないのではないでしょうか。要するに『どういうふうに運動を楽しむのか?』 という頭の柔軟性が重要で、死ぬまでスポーツを身近な友として親しむために必要なのです。こんな事を授業の中で感じてもらいたいと思います。 自分の研究は弓道に関することです。弓の実力がなかなか向上しないのは、『自分が気づいていない何かがあるから』、それを稽古の中だけではそう簡単には発見できません。人間の身体が弓を引く時にどんな変化をしているのか、またはどんな動かし方をしたら的中が向上するのか? 科学が進んだ現代においても弓道界では、感覚的、経験的な捉え方が主流です。少しでも上手くなるために身体をどう操れば良いのかを少しでも客観的に見つけていきたいと思っています。最近は、呼吸について調べています。 |
<所属学会>
日本体育学会 日本体力医学会 日本運動生理学会 日本武道学会 身体運動文化学会 |
<業績・著書>
研究業績については、こちらからリンクします。 |
<推薦図書>
「弓と禅」オイゲン・ヘリゲル著 稲富栄次郎、上田武訳 1959年、福村書店 |
<趣味>
弓道、スキー、キャンプ (最近6年ほどは弓道部の監督業が忙しく、なかなか弓道以外の遊びが出来ないのが現状。ヒマを見つけて自然の中にドップリ浸かりたいと願っている今日この頃です。) |