義経神社・義経資料館よしつねじんじゃ・よしつねしりょうかん

設立:2000(平成12年)
建築面積:約200㎡(木造平屋建)
収蔵点数:約100点
開館日:火曜日〜日曜日
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人200円・子供100円
    団体20名以上150円

設立経緯

 義経神社は源義経公を御祭神とし、択捉・国後を探検した北地探険家で『金銀図録』『外蕃通書』を著した近藤重蔵らが寛政11(1799)年に義経像を寄進し、安置したのが創建である。義経像は、高さ約60cmの木造で台座の背面には「寛政十一年巳未四月二十八日近藤重蔵・原藤守重 比企一郎右衛門・原藤明可満」と、台座の底には「江戸神田住大仏工法橋善啓」とそれぞれ墨書されている。明治9(1876)年には村社に列格されている。
 平成元年(1989)には「生活環境保全林整備事業」により公園整備がはかられ、展望台・遊歩道・あずま屋・駐車場等々が設営され、境内地および周辺部一帯は平取町により義経公園として活用が図られている。これらの神社周辺整備の一環で平成12(2000)年に平取町観光協会によって義経資料館は設置された。

所蔵品と展示の概要

 原則的に露出展示で、提示展示を基本とする。展示品は、当然のことながら源義経に関する資料であるが、二次資料も多数展示することにより、展示に臨場感を創出させている。
 代表的展示資料は、源氏の家紋である笹竜胆紋を設えた太刀・大鎧と神輿(昭和四年氏子一同寄進)で、これらを象徴展示としている。天明7年(1787)版の『絵本義経一代実記』、『義経公北之方伝記』や「源義経逆櫓之図」(万延元年1860版)等の錦絵、陣太鼓等々である。

刊行物

 リーフレット「びらとり義経公園義経資料館」

アクセス

 住所:〒055-0107 沙流郡平取町本町119番地1
 電話番号:01457-2-2432
 URL:——


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