乃木神社・宝物館のぎじんじゃ・ほうもつかん

設立:1971(昭和46)年8月
建築面積:151㎡
収蔵点数:約300点
開館日:原則無休
開館時間:9:00~16:00
入館料:大人300円・高校生以下100円
その他:栃木県博物館協会加盟

設立経緯

 乃木将軍が明治23年に叔父の吉田清皎より農園を譲り受け、那須野に別邸を営んだ「晴耕雨読」の生活を伝えるために明治百年記念事業を記念して乃木崇敬講が主体となり、昭和46年8月に設立された。
 「農は国の大本なり」、「質素倹約」を旨とした祭神の人柄を伝えることを展示のテーマとしている。昭和62年には展示スペースの増築を行い、展示内容を充実させている。

所蔵品と展示の概要

 一般的壁ケースと変則のぞきケース内における提示型収蔵展示を基本とする。
 代表的資料としては、「農事日記」・「忠孝額面」・「辞世の和歌」・自筆の慰霊祭祭文や漢詩・和歌、書画などがある。その他、生前乃木将軍が愛用していた置時計・オルゴールなどの御遺品や刀剣・衣服・夜具などのあらゆる生活用具全般が保存・展示されている所は特筆すべきである。
 なお、境内地内宝物館の斜向かいには平成5年に復元竣工された乃木将軍旧邸が保存されており、乃木将軍が使用した農具などと共に、往事のたたずまいを偲ばせる展示となっている。

刊行物

 リーフレット「乃木神社宝物館」

その他

 創設当初当館が代表していた日光周辺の自然に関する展示は、現在では近隣の栃木県立日光自然博物館が担っている。

アクセス

 住所:〒329-2711那須塩原市石林795
 電話番号:0287-36-1194
 URL:http://www.nasu-nogijinja.jp/


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