湯島天満宮・宝物殿ゆしまてんまんぐう・ほうもつでん

設立:1999(平成11)年
建築面積:約718㎡(鉄筋・地下1階地上2階建て)
収蔵点数:——
開館日:原則無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:大人500円・高大生300円・小中学生200円
    シルバー(65歳以上)300円
その他:来館者専用エレベーターあり

設立経緯

 湯島天満宮宝物殿は平成14(2002)年の菅公一千百年大祭記念事業の一環として、新社殿造営に先立ち、平成11(1999)年に竣工された。内部は近代的な展示施設として展示環境もよく行き届いた建物である。1階部分は、受付兼エントランスとなっており、湯島天満宮の神輿と町内神輿が数基展示されている。地下1階部分は収蔵庫兼展示室となり、湯島天満宮の祭神である菅原道真にまつわる絵画を中心として、古くより神社に伝わる社宝が多数展示されている。

所蔵品と展示の概要

 主な展示物は、「湯島天神門前総図」(区指定文化財)、出目長吉作「天神面」(区指定文化財)、「入船図」(区指定文化財)、「野見宿禰と当麻蹴速図」(区指定文化財)、尾形月耕「能額十二面」、「能楽谷文晁画「綱敷天神」、近衛信尹画「渡唐天神」、狩野探幽画「束帯天神」、狩野洞雲画「牛乗天神像」、安田靫彦画「恩賜の御衣」などや近代の著名な日本画家の描いた梅花を題材とした作品がある。
 とりわけ河鍋暁斎、暁雲、暁翠、親子合作「龍虎鷹山水図衝立」(区指定文化財)は展示ケースを隔てずに展示しており、見学者が間近に見ることが出来る。
 なお、常設展示の入れ替えも適宜行われている。

刊行物

 リーフレット(「湯島天満宮宝物殿」)、展示解説シート一枚(入館時に配布)等

その他

 展示室内には靴を履き替えた上で入館する。別置の資料専用の収蔵(保存)施設は別に設けられており、収蔵庫・展示施設ともに24時間体制で防犯管理が行われている。

アクセス

 住所:〒113-0034 文京区湯島3-30-1
 電話番号:03-3836-0753
 URL:http://www.yushimatenjin.or.jp/


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