久能山東照宮・博物館くのうざんとうしょうぐう・はくぶつかん

設立:1965(昭和40)年
建築面積:662.1㎡(鉄筋建築・2階建て)
収蔵点数:約2000点
開館日:原則無休
開館時間:——
入館料:大人400円・小中学生150円

設立経緯

 当館は、御祭神家康公薨後三百五十年祭の記念事業の一環で、宝物収蔵庫をかねた博物館として設立された。その前身は大正4年に久能山東照宮遷座三百年祭の時に設立された宝物館で、伝来の宝物の保存・一般公開を目的に建設された。

所蔵品と展示の概要

 徳川家康の日用品、南蛮渡来品を中心に所蔵し、歴代将軍奉納の刀剣・甲冑・書画・染織等その内容は多岐に渡る。国宝の太刀「真恒」のほかに、「伝三池光世」・「葵紋糸巻太刀拵 刀身 国宗」等太刀13口、「白檀塗具足」等徳川家康の具足三領、スペイン製置時計・日本最古の鉛筆・鼈甲製の目器などが、徳川家康一括資料として国指定重要文化財である。
 展示室は1階と2階に分かれる。1階は刀剣、軍配などの小道具、南蛮渡来の置時計といった小型の資料を壁ケース・ローケース・立体ケースで展示し、2階は甲冑、染織、書画など大型の資料を壁ケース・立体ケースで展示する。所蔵資料による展示が多く、それぞれの資料の性質に合わせて随時入れ替えを行う。

刊行物

 『久能山東照宮博物館研究紀要』、『久能山東照宮博物館報』、『紀州徳川家伝来染織の美』等展示図録、『久能山東照宮伝世の文化財』等資料集

アクセス

 住所:〒420-8011 静岡市駿河区根古屋390
 電話番号:054-237-2438
 URL:http://www.toshogu.or.jp/museum/index.html


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