熱田神宮・宝物館あつたじんぐう・ほうもつかん

設立:1966(昭和41)年12月8日
建築面積:1735.7㎡(校倉風鉄筋建築・2階建)
収蔵点数:6543点
開館日: 毎月最終水曜日とその翌日以外
    (年末12月25日~31日休館)
開館時間:9:00〜16:30
入館料:一般300円・小中学生150円
その他:登録博物館(昭和43年11月11日)
    (財)日本博物館協会加盟

設立経緯

 熱田神宮宝物館は、日本古代建築を髣髴とさせる校倉風鉄筋コンクリート造の建物で、昭和41年5月に竣工、同年12月に開館した。昭和43年には博物館法による歴史博物館として登録、平成8年には重要文化財の所有者等以外の者による公開に係る施設として承認を受け、宗教法人が設立した博物館の中では、意欲的な活動館の代表例である。宝物館設置の目的は、神社の崇敬者及び崇敬の対象となる一般の人々に対して、神社神道の理解を深めことであり、所蔵する宝物・献納資料などをはじめ、広く外部資料の展覧を通じて、神道の伝播・布教・伝導という、広い領域での活動を実践している。

所蔵品と展示の概要

 展示品は、皇室をはじめ歴代の為政者・尾張藩・一般庶民に及ぶ広い層から寄進された約6000点の資料が収蔵・公開されており、なかでも刀剣・和鏡・古文書・仮面・什器類等に貴重なものが多く、国宝を含む重要文化財・県指定文化財は現在77件176点にも及んでいる。また、熱田神宮には草薙神剣を奉斎する由縁から、刀剣類は特に多く、名刀の宝庫としても知られている。平常展は資料の内容性質によって、一定期間(1ヶ月)を定めた定期展示に近い方法をとっている。また、年1回東海地区に関するテーマで企画展を開催し、同様に年1回神道美術に関するテーマで特別展を開催している。

刊行物

 リーフレット、『宝物館だより』を隔月毎に発行、図録等各種出版物

アクセス

 住所:〒456-8585 名古屋市熱田区神宮1-1-1
 電話番号:052-671-0852
 URL:http://atsutajingu.or.jp/


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