近江神宮・時計館宝物館おうみじんぐう・とけいかんほうもつかん

設立: 1963(昭和38)年
建築面積:約400㎡(入母屋造2階建て)
収蔵点数:約3500点
開館日:原則無休
開館時間:9:30~16:30
入館料:一般300円・小中学生150円
その他:博物館相当施設(昭和43年)・滋賀県博物館協議会加盟
    スロープ・車椅子用階段昇降機あり

設立経緯

 昭和38年、天智天皇の事蹟にちなみ開館した。天智天皇が天智10(671)年に漏刻を作ったことが、日本における時刻制度の始まりであることから、それに因んだ展示施設が開設された。平成22年4月1日にリニューアルオープンした。

所蔵品と展示の概要

 近江神宮時計館宝物館は1階が時計館、2階が宝物館となっている。1階では寛政の初めに製作された振り子式天文時計、櫓時計、香時計や、三層に分かれた枡より漏れ落ちる水の量により時間を計るわが国最初の時計である漏刻などが展示されている。また、高松宮家から譲り受けた日本一古い時計も展示されている。
 2階では非公開であった宝物が常設展示され、近江神宮の創建時からの歴史に沿って構成されている。また特別展示室が別に設けられ、関連する特別展や企画展も開催されている。

刊行物

 専用パンフレット、季刊『和時計』、図録『時計のはなし』

その他

 附属教育機関として近江神宮時計博物館附属時計眼鏡宝飾専門学校が神社の敷地内に建てられている。専門学校の教師が博物館の学芸員・研究員を兼務している。

アクセス

 住所:〒520-0015 大津市神宮町1-1
 電話番号:077-522-3725
 URL:http://oumijingu.org/


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