大石神社・宝物殿おおいしじんじゃ・ほうもつでん

設立:1998(平成10)年
建築面積:50㎡(木造建築・平屋建て)
収蔵点数:約50点
開館日:原則無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:無料

設立経緯

 大石神社は社名の通り、赤穂義士大石内蔵助良雄を顕彰するため昭和10年に全国の有志のより創建された。その当社で平成13(2001)年から3年間に「忠臣蔵300年記念大祭」を計画していた。当初、宝物殿もそれに合わせて建設する予定だったが、NHK大河ドラマに、忠臣蔵を題材とする「元禄繚乱」が決まったため、忠臣蔵ファンが見て楽しめる施設をと、昭和44(1969)年に建てられた儀式殿の建物内部を改装し、社宝を展示する施設として誕生した。
 また、全国義士会連合会所属の京都山科義士会によって大石内蔵助良雄の山科隠棲に関わる史跡の保護活動や史料の研究会が開かれているなど、普及事業も盛んである。

所蔵品と展示の概要

 大石内蔵助をはじめとする赤穂四十七士ゆかりの品々を中心に23点の展示をしている。以下、列挙すると大石内蔵助良雄書、小野寺十内秀和書、大原源吾忠雄書、中村勘助正辰書、山科隠棲宅欄間片、浅野内匠頭長矩肖像画、義士四十七士図「表門 裏門」三幅軸(享保十四年)、忠臣蔵横幟鳥居家鳥山人画(天保十三年)四十七士図屏風三井高桝画大網宗彦賛(安政二年)、堂本印象画「山桜図陶板」(御帳台天井奉納)狛犬楠部彌弌作・堂本漆軒作(昭和十三年奉納)、吉田大和之丞(奈良丸)画「富士の図衝立」、東映歴代大石内蔵助役俳優写真などである。

刊行物

 リーフレット「大石神社」

アクセス

 住所:〒607-8308 京都市山科区西野山桜ノ馬場町116
 電話番号:075-581-5645
 URL:http://www.ohishi-jinja.jp/


大きな地図で見る


戻る