春日大社・宝物殿じんじゃめい・かんめい

設立:1935(昭和10)年
   1973(昭和48)年新宝物館開館(現宝物館)
建築面積:——
収蔵点数:約3000点(うち展示品40点)
開館日: 年4回展示替え期間以外原則無休
開館時間:9:00~17:00
入館料:一般400円・中高生300円・小学生200円
その他:登録博物館(昭和33年5月10日登録)

設立経緯

 768(神護景雲2)年に鎮座した春日大社の宝物殿の収蔵品は、皇室や有名武将が奉納したと伝えられている彩色や装飾などの美術工芸的に優秀かつ貴重なものが多くある。こうした所蔵資料にまつわる伝承からも大社の歴史を感じることができ大変興味深い。春日大社宝物殿は、当大社の歴史のみならず、時の権勢者による春日信仰の篤さを知ることができ、格式の高い由緒を改めて再確認できる場となっている。
 現在、資料の保存管理や、常設展や特別展の展示作業等の日常的な博物館運営業務は、専門の学芸員が行っている。

所蔵品と展示の概要

 創建時から平安・鎌倉・南北朝・近世前期にわたる各時代の宝物、国宝349点、重要文化財175点、旧重要美術品524点などの合計3000点以上の収蔵品から、約40点の名宝を抽出して展示を行なっている。資料が奉納・収蔵された由来のほかに制作技法や装飾方法などが詳細に記された解説パネルがあり、美術作品としても理解することができる。数ある国宝や重文のなかでも、特に鎌倉時代と南北朝~室町時代の太刀・鎧の優品が多く所蔵されている。

刊行物

 出品目録、図録、創建1000年記念特別展のパンフレット等

アクセス

 住所:〒630-8212 奈良市春日野160
 電話番号:0742-22-7788
 URL:http://www.kasugataisha.or.jp/


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