須佐神社・スサノオ館すさじんじゃ・すさのおかん

設立:1993(平成5)年
建築面積:約330㎡
収蔵点数:——
開館日:館内整備日、及び第2・第4木曜日は休館
開館時間:10:30~15:30
入館料:無料

設立経緯

 須佐神社とスサノオ館が立つ佐田町は『出雲国風土記』によれば、須佐之男命が諸国を開拓された後に辿り着いた、最後に開拓された土地とされ、この地をいたく気に入られた須佐之男命が自らの名を名付け親として大須佐田、小須佐田の地と定めて、自らの御魂もこの地に鎮められた土地であるとされている。
 その須佐神社のゆかりを当地を訪れた参拝者や佐田町民に、須佐神社の御宝物と出土品から感じられる御稜威と、佐田町の民俗芸能などを紹介し、一般に周知することを目的に、宿泊総合施設の付設博物館としてスサノオ館は設立された。

所蔵品と展示の概要

 スサノオ館の外観は蔵を模した横長の形を呈しており、須佐神社から川を挟んで程ない場所に立地している。宿泊施設であるゆかり館の宿泊者や、宿泊者ではない須佐神社に参拝に訪れた一般の来館者にも広く門戸を開いている。
 特に目を引く展示物として天井を覆うように開く神事花(じんじばな)は約1500年前から続いているとされている須佐神社の恒例神事であり、毎年8月15日に行われる切明神事で用いられ奉納されるものである。大きな傘様の骨組みに桜などの豪奢な飾り付けをした所が特徴的である。その他、館内を飾る巨大な須佐之男命を題材にしたステンドグラスや佐田町の民俗芸能を紹介するビデオの上映などがある。

刊行物

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アクセス

 住所:〒693-0502 出雲市佐田町原田737-2
 電話番号:0853-84-0963
 URL:——


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