大宰府天満宮・宝物殿だざいふてんまんぐう・ほうもつでん

設立:昭和3(1928)年
建築面積:1323㎡(鉄筋)
収蔵点数:50000点
開館日:原則無休
開館時間:9:00~16:30
入館料:一般300円・大高生200円・小中学生100円
その他:登録博物館(昭和28年6月)
    (財)日本博物館協会加入

設立経緯

 大宰府天満宮・宝物殿は昭和3(1928)年に、当宮の御祭神菅原道真公御神忌1025年大祭を記念して当宮の歴史・信仰などに関する総合文化施設として創建された。さらに平成4(1992)年2月26日には、御神忌1090年、御本殿再建400年記念大祭事業の一環として宝物殿を全面改装し開館した。祭神菅原道真を信仰の対象とする天神信仰の広がりに重点を置き、信仰の証である数々の宝物を展示・収蔵し貴重な文化遺産として後世に伝えることを目的としている。

所蔵品と展示の概要

 宝物殿の展示構成は、1、ガイダンスルーム・2、第一展示室、3、第二展示室、4、第三展示室、5、ミュージアムショップとなっている。ガイダンスルームでは映像により当宮の成立や天神信仰の歴史を案内する。第一展示室では漆工芸品や武具などの資料を展示し、「翰苑」(国宝)、「華瓶」(県文化財)などがある。第二展示室では、菅原道真の遺品をはじめ天神信仰を中心とした関連書画類を展示し、「毛抜形太刀」(重要文化財)、「菅公坐像」なども展示している。第三展示室では、天満宮の祭事資料の展示や個人ギャラリーとしても使用されている。また、ミュージアムショップでは主に書籍を取り扱い、その他にポストカードなどの来館記念品が用意されている。

刊行物

 「大宰府・太宰府天満宮史料」1~15巻、図録「太宰府天満宮」、「天神信仰と先哲」、各種刊行物

その他

 大宰府並びに天満宮の調査研究のために文化研究所を併設している。主に宝物殿所蔵の書画、工芸品を調査・研究対象としており、ミュージアムショップで頒布されている「大宰府・太宰府天満宮史料」は文化研究所が編纂したものである。

アクセス

 住所:〒812-8655 太宰府市宰府4-7-1
 電話番号:092-922-8225
 URL:http://www.dazaifutenmangu.or.jp/art/houmotsuden


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