天岩戸神社・徴古館あまのいわとじんじゃ・ちょうこかん

設立:1957(昭和32)年
建築面積:102㎡(鉄筋建築・平屋建て)
収蔵点数:2000点
開館日: 原則無休
開館時間:8:30~17:00
入館料:150円

設立経緯

 1957年当時収集されていた970点の考古学資料の町外流出を防ぐため、神社が購入、併せて展示施設を設けたのが設立の経緯であり、当初の建物は木造建築であった。現在の建物は1969年に建てられた鉄筋コンクリート神明造の施設である。

所蔵品と展示の概要

 展示資料は収集した考古資料970点のほか、岩戸地域内から表面採集された土器、石器などの寄託品と陶器類、大正天皇遺品、日露戦争戦没者遺品、菊花石、孔雀石など併せて2000点が展示されている。展示品の主なものとして、石鏃が最も多く516点、勾玉、管玉、丸玉、小玉などの装身具123点、土器類209点、石斧120点、そのほか石匙、石槍、礫器など石器類が多いのが特徴である。なかでも三田井陣内遺跡出土の女性土偶胸部、吾平・吾平原古墳群出土のものと思われる玉類がある。豊富な石鏃は、宮崎県総合博物館に保管展示されている高千穂町出土品、高千穂高等学校収集資料とともに、古代高千穂地方の貴重な学術資料といえる。
 また小中学校の社会科の授業に資するために旧石器時代や縄文時代などの時代ごとに解説パネルを設置している。

刊行物

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アクセス

 住所:〒882-1621西臼郡高千穂町天岩戸1073-1
 電話番号:0982-74-8239
 URL:——


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