作曲をして、ほとんどの楽器を自分で演奏してしまうというイギリスのマルチミュージシャンな人です。ジャンルで言うと、ロックとなっているけど、あまりそんな感じはしない。日本での知名度が低くなってきて、最近では日本盤が発売されないこともあるのは残念な限り。
「Moonlight
Shadow」のような5分程度のポップな音楽もたくさん作っているけれど、この人を象徴する曲は25分を超えるような長い曲にある。長い曲だとだらだらとしてしまうのではないかと思われるかもしれないが、そうではない。聴けば聴くほどひきつけられ、集中して聴いてしまう。
いろいろな楽器を演奏できる人だけど、基本的にはギタリスト。ライブで長い曲を演奏するとき、何回もいろいろなギターに持ち替えて演奏をしている。詳しい奏法はわからないが、ギターに合わせていろいろな技巧を凝らしている。う〜む、と感心してしまう。
この人の音楽で唯一有名なのは映画「エクソシスト」の音楽「Tubular
Bells」でしょうか。ヴァージンレコードが設立されて最初に契約したミュージシャンで、この曲が売れたおかげで現在のヴァージン・グループの基礎を築いた、と言われています。そんなエピソードを誇りに思っているファンもいるでしょうが、私はやはり音楽が好きで聴いているのです。
私の独り言、初のシリーズもの! これまでにはまってきたものを書いてみたいと思います。まず第1回目は「スタートレック」です。
「スタートレック」とは未来の宇宙探索の様子を描いたアメリカのSFテレビドラマ。全部で5シリーズが作られ、映画化もされている。全世界的に熱狂的なファンが多いドラマだが、残念ながら日本ではあまり浸透していない。耳のとがったバルカン人ミスタースポック、といってわかる人がどれだけいるだろうか。
2006年は最初の放送から40周年記念の年らしいので、イベントはいくつか開催されているようだけど、肝心の映像がテレビで放送されてないから知りようもない、というのはやはり残念だ。
最初に出会ったのは中学のころ、深夜に放送していた1つ目のシリーズ邦題「宇宙大作戦」。それまでによく見ていたウルトラマンや仮面ライダーのような勧善懲悪ものではなく、宇宙で展開されるさまざまなドラマを新鮮に楽しんだ。
SFならではの特撮やCGもすばらしいけれど、一番の魅力はドラマ性にあると思っている。スタートレックは小説も何冊か発売されていて、それも読んでみた。映像化されていないものもあるが、登場人物や宇宙船のことなどがわかっていれば、小説でも十分に楽しめた。
現在スタートレックを楽しむための主な手段はDVD。すべて合わせると200枚くらいになっているのではないだろうか。残念ながら新しいテレビシリーズは作られないようなので、これ以上は増えない。ファンとしてはぜひとも新しいシリーズを製作してほしい。となると、またDVDが増えていく。。。それがコレクターの喜び、か。
渋谷キャンパスの建て替えも中盤の山場、一番目立つ18階建てのタワーができあがった。そして研究室がその中に。引越しがすんで1週間、直後の感想を書き留めておこう。
引越しの予定日は6月8日。だが、私の使っていた本棚はここ数年に購入したものでキレイなものだったので、他所で使われるために、引越し日より2週間早く引き取られることになっていた。引越しの準備を早めにしなければならない。
普段からものをごちゃごちゃに置いていたので、その整理も兼ねて、5月の連休前くらいから少しずつ片づけをはじめた。
大量の紙ごみ。学会関係の書類、大学の仕事で不要になった書類、国学院で仕事をするようになって12年がたったが、これほどまでにごみが出るのか、と驚いた。もっと長く務められている方は凄まじいのだろうと思う。普段からいらないものはしっかりと捨てていかないといけない、と、こういうときしかしない反省を一通りしておいた。
本棚が回収されたとき、私の引越し準備はほとんど終わっていた。壁に50個ほどのダンボール。あとは机のものだけ。引越しまでの2週間、ダンボールに囲まれた環境で通常の仕事をした。
そして引越し前日の7日、タワーには入れるようになっているので、自分で持っていけるこまごましたものを運びつつ、最後の準備。コンピュータを梱包し、すべての荷造りを終えた。
8日、午前中に日通が荷を運びに来た。運び出しはあっという間に終了。初めて見る壁、何も乗っていない机、何も入っていない古い本棚。部屋の隅には見るだけでむせてしまいそうな埃。ボロボロの部屋だが、社会人になってずっといた場所。感謝の気持ちであとにした。
昼前にはすべての荷物が新しい研究室に運び込まれていた。とりあえず、出していく。コンピュータを出さないと仕事にならないので、まずはそれから。接続を完了したら次は本を出していくことに。夕方には授業もあったので、無理をせずに数箱開けただけで終わった。
授業が終わり、研究室から外を眺める。東京タワーが見える。初めて見る研究室からの夜景。これまでは夜景を見ることはなかった。赤く点滅するライトの多さに都会を感じた。残念なのは窓ガラスが汚れていることだが、眺めを見るためにここにいるわけではない、と自分に言い聞かせる。
引越し後、1週間がたった。眺めは早くも見慣れてしまった。しかし、外を見ることが多い。コンピュータディスプレイを見て疲れた目がリフレッシュされる。目だけでなく、外の騒音が聞こえないので、耳にとってもありがたい環境である。
言われる前に自分で言っておこう、環境に見合うだけのいい仕事をしなければならない、と。
4月29日、家内の実家で飼っているゴンタが誕生日を迎えた。もう4歳。結構大人。もう落ち着いて、自分がこの家でどのように立ち回ればいいのか、わかってきているようだ。
性格は内弁慶。家の中に入れておくと、外の様子が気になるのか、キャンキャン吠える。外に出しても、門の中から外を歩く人たちに向かって吠えている。かまってほしいだけなのかもしれない。試しに誰かが近くによっても威嚇することはせず、かまわれるとうれしいみたい。少しは警戒したほうがよいのだが。
こないだは庭に入ってきた猫にやられたみたい。写真ではよくわからないが、右目を引っかかれたようだ。目薬を差してよくなった様子。吠える犬ほど弱いものだ、というのはあたっているようだ。
2005/5/13追記
4/29が「みどりの日」から「昭和の日」に変更されることになった。ゴンタは庭の木々が大好きなので、「みどりの日」のほうがよかっただろうな.
2000年の7月にノートパソコンを買った。当時、Windows98で使い始めたそのマシンもWindows2000, WindowsXPとOSを変えていくたびに動作が遅くなり、マウスでクリックしても画面が変わらなかったりして、そろそろ限界に近い。
そこで、4年たった今年の7月、新しいノートパソコンが私のもとに来た。性能は格段にアップしている。2kgに満たない軽量型であるが、CPUは2GHz、メモリは768MB、60GBのHDD、DVDも見れる。性能のいいPCでは快適に作業が進む。
今回は研究のために、カード型のGPSを同時に用意した。ノートパソコンのカードスロットに差し込んで使う簡便なGPSである。GPSとはいわゆるカーナビのように現在いる場所を知るためのシステムである。私の研究分野は本来は地学であり、野外での測地などもその範疇に入っている。
先日たまプラーザにて歩きでそのGPSを試したみたところ、数メートルの誤差はあったが、路地を歩いていった経路が見事に描き出された。野外を歩いていて、現在のポイントを記していくためには十分な機能である。まだ試してはいないが、車に搭載すればカーナビになるらしい。しかし、運転中の操作は危なそうなので、カーナビとしての実用性は低そうである。
これまでの経験から、このノートパソコンが限界を迎えるのは3〜4年後。それまでいろいろなことを試して、何かをつかめることを楽しみにしている。
『親がバカだと,子供は運に頼った人生を歩む』
夜7時過ぎ,すでに暗い時間帯,仕事からの帰路についていた。私の前の横断歩道の信号が青だったから渡ろうとした。そのとき,横の歩道から4〜5歳の男の子がひとりでパタパタ走ってきた。横の信号は赤。なのに止まる勢いはない。何の躊躇もなく飛び出していった。私は無意識のうちに「あぶないぞ!」と叫んでいた。その声の大きさにびっくりしたのか,ようやく男の子は止まった。
車は急には止まれない。男の子が止まらなければ...
男の子のはるか後ろから,私よりも年上だと思われる親らしき男の人が「横断歩道は渡らないぞ〜」と買い物袋らしいものを持って,男の子にのんびりした口調で言い,道を曲がっていった。
その男の子の髪型は後ろ髪を長くして,上下の灰色のスウェットを着て,いかにも親がそういうカッコを好んでさせているとしか思えない,第一印象が「親の顔が見てみたい」と思った瞬間,その事件。
親の車の往来の激しい場所での子供の挙動への無関心さにあきれかえった。赤信号を渡ろうとしたことを知らなかったのか,子供をしかる様子はなかった。もし事故が起こっていたら,その親らしき人はどう言ったのだろうか。めんどくさそうに「あ〜あ」とでも言ったのだろうか。
最近は子供の面倒を見れない親が多いらしく,「子供が子供を産む」なんてことがよく言われるが,それは子供がかわいそうな表現。大きくなれば安全かどうかは判断がつく。子供は親が安全をキープしてくれないと,すぐに危険にさらされる。親がバカだと,安全かどうかは自分の体でしか判断がつかず,子供にまで意識が回らない。子供は運が良くないと生き残ることはできない。危険なことをしっかり教えられるような親ならまだ希望はありそうだ。
けれど,今回の親のように,危ないことを教えない,しからないとすると,このように育った子供は,親になったとき,自分の子供に同じようにするのかもしれない。運が悪ければ...
7月も半分すぎ、今年もきっちりと暑くなってきた。エアコンの活躍する機会も増えてきた。人間もたいへんだが、動物もこの暑さはこたえるものだろう。
ゴンタも思い切って散髪をしたようだ。昔はタヌキみたいだったのが、キツネみたいになってしまった。ちょうどカットした日にゴンタに会いに行ったのだが、最初に見たとき、ゴンタとはわからなかった。
この日ゴンタは短い毛に慣れていなかったのか、なんとなく元気がなかった。しかし、散歩で外に出ると、いつもどおり。アスファルトは暑いのだが、涼しげなゴンタにはちょうどいいのか、元気にキャンキャンほえまくりながら走り回っていた。
秋にはどうなっているかな。
朝,駅の小さなスペースで政治家がなにやら演説をしていることがある.
「朝のお忙しい時間にお邪魔しております」
そのとおり,忙しいもんだから,誰も聞いていない.聞く時間がない.それでも政治家は何かしゃべっている.朝しか出勤する人にアピールする時はないんだろうから,仕方がないんだろう.事情はわかる.
よし,朝に駅でうるさくしているのは許してあげよう.
しかし,しゃべっているその前で,灰皿がもくもくと煙をあげているのはいかがなものだろうか.小さなスペースだから,しゃべるのもたいへんだろうし,そばを通る通行人も煙に嫌な顔をしている.水をかければ改善されるはずである.もったいないけど,自販機で売っているお茶をかけてもいいだろう.目の前の小さなことをよくできないのに,この世の中をよくできるのか!? と思うのだが,
そんな小さなことを気にしていては大きなことはできない,という暗黙の主張なのであろうか.
ゴンタ,その後 ゴンタはすくすくと育ち,すっかり一人前の顔になってしまった.もうモコモコのかわいらしさはなく,小さい犬としてのかわいらしさに落ち着いてしまった.
外へ散歩するようにもなった.性格はまだまだ落ち着かず,外で見かけるすべての人たちにキャンキャンとほえまくる.体が小さいから,まったくこわくない.
それどころか,声が高いから,夜遅いときは近所迷惑じゃないかと心配などをしている.
ふだんは家の中のゲージにいるけど,もうそろそろゲージの高さくらいは飛び越えられそうだ.凛々しい恰好もいいのだが,寝ている恰好はまだかわいいので,それを.
狂牛病は怖いらしい。人間が感染すると,すぐには発病せず,見つけるもの困難。発病したら植物人間になる。怖いものだ。しかし,狂牛病の本場でも発病した事例はさほど多くはないらしい。日本で感染する事例は起きるだろうか。日本人は遺伝子組み替え食品についても安全性にこだわっているみたいだから,この議論もまだまだ続くのだろう。
牛肉はうまい。牛丼もハンバーガーも安くてうまい。この騒ぎで店頭で売っている牛は売れないらしい。さらに安くなるかもしれない。売れなくて安くなるのは単純にはいいことかもしれない。安売りして,質の悪い牛を大量に飼育せざるを得なくなるより,きちんと管理された少量の牛が安くなるのなら,いいだろう,という理由で。もちろん,それは難しい注文なのだろう。
アメリカなどのように牛肉が安くなってステーキを家でたっぷり食べられるようになるといいなぁ,とお気楽に考えて,先日,閉店間際のスーパーで半額になったステーキ肉を買って帰って食べた。うまかったなぁ。
牛のマークをトレードマークにしていたコンピュータ会社は日本から撤退してしまった。コンピュータを買ったときにおまけでもらったマスコット人形も元気なく,汚れてきている。
家内の実家に新しい子供がやってきた。2001年4月29日生まれ,
生まれて一ヶ月くらいに子供となった。
ポメラニアン。20cmくらい。
モコモコの体が抱いていて気持ちがいい。トコトコ走る姿がかわいい。
会いに行くのが休日の楽しみ。
この子は台所が好きみたいで,台所で料理をしている人がいると,足の間に入り込み,そこで寝てしまう。蹴飛ばされることもよくあるらしいが,
それでも懲りずに足の間に。料理は危険だよ。やけどしないように,ね。
ゴンタめくりはこちら
クマちゃんが静かに見守る中,黄色い花がたくさん咲きました。
「さて,この花はなんだろう。」
暦が新しく変わったとはいえ,自分自身はかわらない。
しかし,それではずるずると同じ生活になると思ったので,変わっていかねば,という意識を持っていくことにした。
とはいえ,ここ数年,生活・住むところ・車・コンピュータなどなど変わりつづけてきたからたぶん今年も何かと変わっていくのだろうと思う。
自分で切り開く生活になれてきたかな?
しかし,まだまだ足りない。さて,次はなんだろう。なにかわからないから楽しい。
7月に新しいコンピュータを買った.薄型のノートパソコンだ.いまはもっぱらそれを使って仕事をしている.ハードディスクもかなりたくさんあるので,これまでに持っていた自分のデータがすべて入ってしまう.
コンピュータを自分で買ったのが,1995年の3月.意外に遅い.それまでは自分では持っていなかった.しかし,たくさん仕事をしてきたなぁ,という気になっていた.
しかし,新しいハードディスクに入ったこれまでの仕事は1GBにも満たないものであった.さて,この1GBは多いのだろうか,少ないのだろうか.新しいコンピュータではこれまでの仕事量を覆すだけの仕事をしてやろうじゃないか,と意気込んでいるところです.5年くらいはこのノートパソコンを使っていたいなぁ.
グランドキャニオンは地層の重なりも美しいけれど,夕焼けはその何倍も美しかった.
大学ではコンピュータ関連の仕事をしています.授業は楽しくおもしろく,そしてまじめに考えることをモットーにしています.TVや雑誌など,身近な情報からいろいろなことをかんがえましょう.
コンピュータで地質情報の視覚化とその理論の組み立てを研究しています.
大学ではあまり関連した授業をしていないですが,おもしろいものができれば機会を見つけてお見せできるでしょう.詳しくは私のホームページでお会いしましょう!