1999.8

我が家にはヒト族同居人(私以外)4人、犬1匹、猫1匹、ゴールデンハムスター・ジャンガリアン・パンダネズミが各1匹、金魚7匹、鮒4匹+赤ちゃん鮒2匹、鯉1匹、メダカ1匹、ドジョウ1匹、タニシ?匹、蜘蛛?匹、ゴキブリ?匹、庭にはカエル?匹、等々がすんでいる。

人に誇れることは特にない。ただし、余り他の人が経験していないこととして、世界の6大陸すべて(アジア・ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸、オーストラリア大陸、北アメリカ大陸、南アメリカ大陸)に足跡を残したことがある。今や、お金がそこそこあれば誰にでもできることだけれど。お金を出してもできないことは、北極域のオーロラと南極域のオーロラを両方肉眼で見たことがあること。つまりは、南極のオーロラを見ることができるのは限られた人だけだということ。

ここ1〜2年はオーロラの当たり年のはずなので、アラスカへのオーロラツアーを組織したいのだけれど……。

後、宇宙に行ければ最高なのだが…。

 

1999.12

我が家のヒト族以外の住人構成にも大分変化が起きた。ゴールデンハムスターが昇天(天寿を全うとはいえなかったが)し、ジャンガリアン・パンダネズミ各1匹が残った。お犬さまは健在だが、猫が雄・雌各一匹の2匹に増えた(野良子猫を拾ってきたのだ)。ちなみに我が家で雌というのは今回の猫が初めてである(もちろんヒト族一名を除いて)。

なぜか野生の鶏(これも雄)まで出没している。朝早くから鬨の声をあげて人間様を悩まし、猫が追っかけ回し、庭のあちこちで糞攻撃の被害が頻出する事態となった。空を飛べるだけに今のところ猫の負けである。犬はまったく我関せずで、自分の餌を鶏に食べられても平然としている(おまえは犬か!!)。クリスマスにつぶしてしまおうという物騒な意見も近所にはあるが、はたして無事に新年をむかえられるのだろうか、鶏(チャボ)よ。

金魚も減った(2匹昇天)が代わりに鮒とタナゴが増えた(近くの川で釣ってきた)。 

とにかく2匹の猫とつきあっていると日が暮れる。雄猫(ウナ)は外遊びに余念がないが、最近の寒さでこたつに潜り込む回数が増えた。ちび雌猫(ノア)の相手が疲れるようで、暇があるとひたすら寝ている。大分体重も増し、体格もよくなった。体の上で寝られるとうなされる。ノアはやんちゃ盛りで、家族の手足に生傷が絶えない。まあ、いつまで人間様の相手をしてくれるか。子供がいるとつきあいでとても疲れるようだ。翌日は熟睡している。

まあ、冬休みは猫にとっても災難だろう。

しかし、今時の猫は贅沢だ! 昔は猫まんまといって、ヒトの食べた残り物で良かったのに。いまは、気に入らない猫缶だと見向きもしない(嘆息!)。餌代だってばかにならんというのに。

 

2000.4 うちのねこ

我が家のヒト族以外の住人構成にも大分変化が起きた。ゴールデンハムスターが昇天(天寿を全うとはいえなかったが)し、ジャンガリアン・パンダネズミ各1匹が残った。お犬さまは健在だが、猫が雄・雌各一匹の2匹に増えた(野良子猫を拾ってきたのだ)。ちなみに我が家で雌というのは今回の猫が初めてである(もちろんヒト族一名を除いて)。

なぜか野生の鶏(これも雄)まで出没している。朝早くから鬨の声をあげて人間様を悩まし、猫が追っかけ回し、庭のあちこちで糞攻撃の被害が頻出する事態となった。空を飛べるだけに今のところ猫の負けである。犬はまったく我関せずで、自分の餌を鶏に食べられても平然としている(おまえは犬か!!)。クリスマスにつぶしてしまおうという物騒な意見も近所にはあるが、はたして無事に新年をむかえられるのだろうか、鶏(チャボ)よ。

金魚も減った(2匹昇天)が代わりに鮒とタナゴが増えた(近くの川で釣ってきた)。

 とにかく2匹の猫とつきあっていると日が暮れる。雄猫(ウナ)は外遊びに余念がないが、最近の寒さでこたつに潜り込む回数が増えた。ちび雌猫(ノア)の相手が疲れるようで、暇があるとひたすら寝ている。大分体重も増し、体格もよくなった。体の上で寝られるとうなされる。ノアはやんちゃ盛りで、家族の手足に生傷が絶えない。まあ、いつまで人間様の相手をしてくれるか。子供がいるとつきあいでとても疲れるようだ。翌日は熟睡している。

まあ、冬休みは猫にとっても災難だろう。

しかし、今時の猫は贅沢だ! 昔は猫まんまといって、ヒトの食べた残り物で良かったのに。いまは、気に入らない猫缶だと見向きもしない(嘆息!)。餌代だってばかにならんというのに。

ノア  ウナ

雌猫ノアとつきあいだしてほぼ1年、つまり雄猫ウナとのコンビもほぼ1年となる。実は2匹の猫は、今や、雄猫と雌猫ではなく単に猫である。今年の3月に2匹とも去勢した。個人的にはかわいそうなと思うが、子猫が生まれてしまう可能性(私の目の届かないところで)を考えると、飼い主の責任であると決断した。しかし、手術以前、以後で大きく変わったかというと、そんなことはない。ウナは相変わらずのおっとり猫で、最近は名前を呼ぶと"にゃー(みゃー)"と答えて近づいてくるようになった。最近涼しくなって、人に抱かれても概しておとなしい。ノアも最近は人なつこくなってきたが、まだ警戒心が強い。なんとなく生粋の野良猫の血を感じる。とは言っても、ウナと同じように、最近は人に甘えて鳴くこともある。しかし、人に抱かれることは嫌いで、我々も気をつけていないとすぐ爪の餌食となる。体格的にも2匹は変わらなくなってきた。それでも年功序列の世界で、ウナのほうが兄貴風(もう雄猫とはいえないが)を吹かしている。ただ、肉弾戦では時にノアの方が強いこともある。

 

jumping una sleeping noa

今年の夏、我が家近くの小さな生き物は災難であった。ウナもノアも蜥蜴、蝉、蝶、カエル、トンボ、コオロギ、ハエ、虫、時にゴキブリ、そして蛇(!!)までも獲物として狩った。それを室内に意気揚々と銜えてくるのだから、一時期我が家はパニックにおそわれた。まあ、我が家まで運んでくるというのは、自分の家(住処)と認識していることだとは分かっているが。その夏の暑さが消え、猫たちも家の中にいる時間が長くなってきた。朝早く外に出かけても、夕方も寒いとすぐ戻ってくるようになった。夜、布団の中で一緒に寝る季節が近づいている。

パンダネズミは(ちょっと意外なことに)今年の夏を生き延びた。丸2年以上生きたことになる。ただ、最近は明らかに弱ってきて、この冬を越すことはできそうにない。猫2匹との生活なので、我が家のハムスター飼育の記録はまもなく終章を迎えることになろう。

今年の夏は魚釣りに出かけなかったので、我が家の金魚、鮒、鯉達の生活に変化はない。何匹かは昇天してしまったが。ただ、子供が学校から持ち帰った、メダカの赤ちゃんは5匹が生き延び元気なタニシと暮らしている。子供のクラスのなかではもっとも飼育成績が良いそうだ。

そうそう、野生(?)ではなく家出鶏は自分の家に連れ戻された。

我が家の4つ足動物の主、柴犬のペスは大分老いが目立ってきたが、相変わらずのおっとり犬である。番犬の役は十分に果たしているが、猫がちょっかいを出しても、雀に餌を食べられても、まったく意に介しない。偉大な犬である!! でも、時々、おまえは一体何を考えているのかと聞きたくなる瞬間がある。

そうそう、つい最近新しい仲間が増えた。新車を買ってしまった。9年乗った愛車も少々ガタがきていて、ついに新しい車に席を譲ってもらうことにしたのである。やはり2世代も違う車には、新しい技術の威力を十分感じるこの頃である。

 

2001.06 みずなしづき

6月がやってきました。陰暦で6月は水無月とか。梅雨の季節なのに「みずなしづき」とはこれいかに。ではなく、陰暦6月の関東は梅雨明け後であることが多そうでもある。

何の関係も無いけれど、季節はずれの“鯉のぼり”と“兜”に“菖蒲”である。いよいよ鯉のぼりもお役ご免となりそう、というので写真に撮った次第。それだけでは寂しいので、ついでに後の二つもカメラに納めた。もうすぐ梅雨入り、かつては梅雨の時期が長く感じたが、最近は鬱陶しいと感じる間もなく梅雨明けを迎える気がする。

猫どもの夜遊びの時間が増えてきたのと、少しおさまっていた小動物狩りがまた始まった。現在我が家の中には、しっぽを切った蜥蜴が2〜3匹生息していると思われる。ときどき干からびた死骸が発見される。モグラまで餌食にしてしまうのだから。まあ、雨の季節は猫もにがてで、家の中での大運動会(欲求不満)がはじまるのも近い。

しょうぶ こいのぼり かぶと

 

2001.10.1 神無月

「10月の神無月になりました。9月の米国でのテロ事件以後、神の国(God bless America)アメリカは平和を忘れてしまったのか、不安です」 

それでも人々の暮らしは続く訳で、我が家では非常に私的な平和のひととき(ウナ&ノア)が存在します。猫も夏の暑さ負けするのか、最近は昼でも2匹とも寝こけております。さらに私事ですが、9月最終週にフランスのボルドー近くで開催された国際会議に出席してきました。大西洋に臨む湾を望むリゾート地でした。でも、こちらはボルドー郊外のシャトーでワインを試飲した方が楽しかった(というのは内緒です)。翌週から収穫という葡萄畑(背景の写真)と試飲前の説明を聞くひととき。

そこで購入した赤ワインは、非常に残念ながら少々保存に難があったのですが、それでも、買った値段(秘密です)を考えるととてもおいしかったです (^_^)

    平和なひととき ワインの試飲 葡萄畑

2001.11.01

10月初めにドイツのブレーメンへ出かけた。この写真は国際宇宙ステーション(ISS)の模型だが、ブレーメン空港の待合室天井に吊り下げられていた。かなり、大きなものである。ブレーメンは、かつてはハンザ同盟の一員であり、現在でも一都市でありながら一州の地位を確保している。日本では「ブレーメンの音楽隊」が有名であろう。市内にもこの物語に由来した動物の像が存在する(ただ、友人の言によればブレーメンの音楽隊はブレーメンには到着しなかったということだが・・・本当のところは確かめていない)。

ブレーメンは、ドイツ国内のハイテク企業が進出しており、ブレーメン大学始め宇宙産業にも関連が深い。それが、この国際宇宙ステーション模型を展示している理由だろう。今回の訪問は、このISSの日本区画に搭載する観測器(SMILESという)に関連していたこともあり、余りのグッドタイミングに驚いた次第である。

が、今回の話は別のことである。買い物をしたときの支払いで、釣り銭を勘定するとき、日本では「引き算」が普通である。こちらが払った額から商品の値段を「引き」、それを釣り銭として渡す習わしである。ところが海外では、少なくともアメリカやヨーロッパの主な国では、釣り銭を手渡すときにまず商品の値段を確認し、それに釣り銭を順に「足し」ていって、最後にこちらが支払った額になることを確認するという手順をとる。現在はレジで機械が計算して、ただ釣り銭を手渡すことも多いのだが。

これをもって、日本人は計算が早いとか、かの国の人々は引き算が苦手だとか、結構時間つぶしの話題となる。でもそれだけだろうか?いつだったか、新聞に、人間の積極性に関わると思われる遺伝子(の一つが)が見つかり、日本人はその遺伝子を保持している割合が欧米(アメリカ?)人より少ない、という科学記事が載っていて読んだ記憶がある。酒が飲めるかどうかは遺伝子できまり、アルコール分解と、アルデヒド分解の酵素を持つかどうかが決めてであることは、今や常識に近い。欧米人は圧倒的に両遺伝子を持つが、日本人には両遺伝子を持つものの割合が少ないこともよく知られている。積極性も同様なのだろうか?

とすると、日本人が「引き算」で物事をとらえる(悲観主義?)のに対し、欧米人が「足し算」で物事をとらえる(積極・楽観主義=Positive Thinking)傾向が強い、と個人的には思う、のは遺伝子のせい?すると、釣り銭を「足し算」的に勘定するのは遺伝子のなせる技であった!!! のだろうか?

ブレーメン空港

 

2002.02 無題 − 冬、猫

2月も終わりに近づき、我が家の近辺では紅梅が満開となっている。一瞬ドキッとするような鮮やかさだ。もうすぐ春なのだろう。学生は春休みだ。でも、先生稼業は今が旬である。12月は師走というが、今の時期の方が忙しい。期末試験の採点やら、入学試験関連の仕事、年度末だといろいろな会議も重なる。というわけで、頭の休まる暇もない。

正月休みはスキーに行けた。菅平の根子(猫ではない!)岳である。今年の正月は雪だけには恵まれていて、往きも帰りも雪道(天候雪)であった。でもこの冬はこの一回だけしかスキーにも行けそうにない。そんなわけで、猫である。風が強かったりすると散歩にもでず、日だまりで遊んでいる。仲がいいのか悪いのか、仲良くしているなと思うそばから追っかけっこが始まる。時には朝起きてこずに、一日中(日中)寝ていることもある(ウナ:元雄猫)。ノアの方は必ず6時頃には起き出して、外へでたがる。でも、寒いときにはすぐ戻ってくるけれど。

忙しいときには猫と遊ぶに限る。我が家の癒し猫は元気である。

 

   ひだまり  根子岳

ナイアガラフォールズ

ナイアガラの滝である。

6月末にカナダのトロントへ出かけてきた。国際学会に出席のためで、観光ではない(嘘ではない! 本当でもな…?)。トロントには東洋人も多く、町中を歩いていてもなじみのある顔(多分中国系が多い)が目立つ。オンタリオ湖(アメリカの五大湖の一つ)に面しているトロントは、まるで港町。湖岸沿いには多くの人が(店も)集まっていた。

 

さてトロントには幾つかの名物(世界一)があるそうで。その一つに(これはカナダとしてだが)同一名の道路として世界最長、という道路がある。名前は「Yong Street」、トロントの中心からはるか北へ北へ(1000km以上?)と伸びているそうである。もう一つがCNタワーで、高さ553.3m、世界一の独立建造物とか(写真1)。私は、351mの高さにある「360」という名の回転レストランで食事をしてきました。72分で一周してトロントの夜景を楽しむことができました。ただし、値段も高かった!! 残念ながら447mにある世界一高い展望台には行きませんでしたが。もう一つの名物は、地下街だそうです。ここも少ししか足を踏み入れなかったので実感はできませんでしたが、トロントの街の地下にもう一つ街がある、と言うほどの広がりがあるらしい。

 

さてさて、トロントといえばナイアガラの滝である。今回も一日がかりで見物してきた。実は今回が初めてではなく、12年前に2回訪れている。そのせいか、感激ということはなかったが、やはり迫力はありました。ナイアガラの滝は2つあり、完全にアメリカ側に位置するのはアメリカ滝(American Fall)(写真2)、カナダとの国境に位置するのは蹄鉄滝(Horseshoe Fall)(写真3)と呼ばれています。一般には後者が、迫力の点からもナイアガラ滝のイメージに使用されています。滝の直下まで行く「霧の乙女号(Maid of the Mist)」での短い船旅も楽しいものです(写真4)。

まあ暑気払いということで、写真を楽しんでください。

     CNタワー写真1                 American Fall写真2

     Horseshoe Fall写真3 霧の乙女号写真4

 

2002.10 野生(?)のリンゴの味

リンゴは果実である。通常はスーパーや八百屋で買って食べる。もちろん庭にリンゴの木を植えることも可能だろうが、関東地方では(農家は別にして)見たことがない。梨、蜜柑、無花果、柘榴、柿、栗、枇杷、その他諸々(苺やベリー等)は果樹として育てているのを、これまで見たことはある。庭木(?)として育てた木になった実を、子供の頃から口にしたこともある。でも非常に身近なリンゴではそういう経験がなかった。Goteborg

 

9月把初めにスウェーデンのヨーテボリ(Göteborg*)
(←:美術館前広場)に国際会議で出かけた。

街中の宿から会場の大学まで、徒歩で15分くらい。2日目くらいに、大学までの途中に果樹があることに気づいた。それがリンゴの木であった。道路脇の草地に一本、ぽつんと植わっていた。ちょうど食べ頃の実がなっているが、手に届く範囲には既に実が無い!!多分、私と同じ事を考える人が多いのだろう。でも下に落ちた実にも痛みの少ないものがある。一緒に行った女性は躊躇したが、私にはなんでもない。1つ拾って宿に持ち帰り、試食した。ごく普通のリンゴの味である。多分スーパーで買っても同じだ!!結局滞在中に3個くらい私のお腹におさまった。

 

 

 

風力発電

半日時間が空いたときに、街はずれの港から(↑:岸壁から見えた風車。スウェーデンは環境先進国、風力発電をしている)船に乗り島に渡った。といっても20分くらいで、その島からヨーテボリに働きに来ている人がたくさんいる。路面電車の乗車券を買うと(1時間以内なら)そのまま船にも乗れるのだそうだ。スウェーデンの島にて

わずか1時間くらい、島の中を散歩したが(←写真)、そこではたくさんのリンゴの木が庭に植えられていた。枝も折れんばかりにたわわに実がなり、食べる人もなく木の下には、これまたたくさんの実が落ちている。濃厚なリンゴの匂いに満ちていた。日本人には何とももったいないと思わせるものがある。一緒に行った若者は、その島のスーパーで、なぜかリンゴを買って食べていた。ただ、それだけの事。野生(ではないが)のリンゴの実を初めて食べた話である。

 

*スペルはこうであるが現地のスウェーデン人の発音を聞くと、このように聞こえる。ちなみに空港などの英語表記はなぜか、Gothenberg、で発音もその通り(ゴ「ゲ?」ーテンベルグ)であるからチョット不思議な気分になった。ドイツ語に近い言葉なので、それならゴという発音になる方が普通なのだが。

 

 

2003.06 非日常

日々の暮らしは、いろいろあるにしても、日常という感覚でつながっている気がする。しかし、時に、非日常的な出来事が入り込むことがある。昨年9月11日のニューヨークで発生した出来事は、まるで20世紀と21世紀を切断するかのような衝撃を世界に与えた、かに思える。それほどでないにしても、我々の日常にも小さな非日常が入り込むことがある。

その1 自転車盗難騒動

去る日曜日、我が家では息子用に自転車を購入した。我が家の狭い庭の奥に4台の自転車が並ぶ。翌朝、学校に出かける息子が、「自転車はどこ?」と尋ねた。息子は昨日自分の新しい自転車を見ていない。「そこにあるでしょう!」という、私の連れ合いの声が空中に消えた。自転車が無いのである。我が家は表通りから家一軒分くらい奥に位置している。門のすぐ近くに車庫があり、居間の前を通って、奥に自転車がおいてある。居間の外には犬(柴犬)小屋がある。前日の夜、門は開けっ放しだった。自転車の鍵は掛けていない。それにしても、わざわざ庭の奥まで入り込み、犬に吠えられながら(そういえば夜中に犬が吠えていた)自転車を持っていくだろうか? ちなみに、門の隣は隣家の車庫(扉はなし)、そこにも自転車がおいてある。向こう3軒両隣、皆犬を飼っている、のに何故!!

早速警察に電話したが、自転車の特徴も言えないくらいの真新しい自転車であった。そして、非日常、その日の夕警察から連絡があり、自転車が見つかった。真っ新のまま。詳しい事情は教えてもらえなかったらしいが、新しい自転車は、一日空中に消えて、我が家に戻った。それにしても、夜中に庭を歩く怪しい人影を思うと不気味である。

その2 猫の死

家に帰り、玄関を入ると携帯が鳴る。何、と声を出すと、息子が飛んでくる。「ウナが死んでしまった!」あわてて居間に駆け込むと、連れ合いに抱かれた「ウナ」がいた。その日、夜8時を過ぎても餌を食べに戻ってこない「ウナ」を皆で捜しに出て、すぐ近くの路上に横たわる「ウナ」をみつけたという。多分、車にはねられたのだろう。外傷はないが、頭を強く打ったようだった。小雨のふる初夏の6月、連れ合いが見つけてつれてきた「アメリカンショートヘアの雑種猫」。最初は生きることさえ?だったが、それから3年半あまり、我が家の家族の一員であった。その後に拾われた「ノア」の面倒を懸命にみたのも「ウナ」であった。最近は冬を迎えて、何かというと座った人間の膝を狙ってやってきた。「ノア」は人に抱かれるのが嫌いな猫だが、「ウナ」はとても人なつこい猫であった。突然やってきた「愛猫ウナ」との別れ。昼は自由に家と外を出入りさせていたので、こんな事もあるとの覚悟はもっていたつもりだったが。ペットの火葬場で「骨」にして、今は居間にいる。2匹の猫が1匹になった。非日常的感覚。

在りし日のウナ       

猫的生活 パート2

我が家の2匹の猫が1匹になったのは一昨年の12月で、それから早1年以上がたった。事故で(元オス猫の)ウナを失った悲しみは、家族の中でもなかなか癒えることはない。居間には遺骨と生前の写真を今も飾ってある。とはいえ、残った(元メス猫の)ノアが人嫌いときていて(連れ合いの父の部屋だけには居着くが)、家族の膝の上は少々でないくらい寂しい。ということで、もし捨て猫がいたらまた家で飼うという了解ができていた。

結局、そのような機会もないまま日が過ぎたが、そのうち知り合いの獣医さんから連絡があった。その獣医さんの知り合いが捨て猫を拾ってきたら、なんと妊娠していて、子猫が生まれた。誰か引き取ってくれないか、と依頼があったという。最初はどうしようかと話していたが、最終的には、引き取ろうということになった。連れ合いが生まれた子猫を見学に行き、2匹を引き取ることにした。2匹ともメスである。親の元で2ヶ月ほど育ててもらってから家に引き取った。

2匹(姉妹は)同じ親から生まれたと思えないほど外見は違う。アメリカン・ショート風(ルイと名付けた)と一応の三毛猫(ロマと名付けた)である。前者はウナに似ていないこともない。後者は日本の典型的な三毛猫(マイケル!!:黄土色主体)とは全く違うが、確かに三毛である。

というわけで、現在我が家には3匹の猫がいる。すべて元メス猫である。ルイとロマは家の中だけで育てると連れ合いが宣言したので(ウナを失った悲しみは癒えていない)、2匹は家の中を駆け回り、いたずらをしたい放題である。最近は子猫から少し成長したが、2匹のいたずらぶりはすごい(ウナやノアの時には、外で発散していたのか、気づかなかった)。冬が来て、猫はこたつやストーブの前で丸くなるが、一方が人の膝の上にいるともう一方がちょっかいを出し、すぐ戦いが勃発する、と言うことのくりかえし。高いところがすぎで、冷蔵庫の上やタンスの上にすぐ上る。……

我が家の猫の(たくさん)いる生活パート2はまだ始まったばかりである。

いっしょにね 

写真:左からノア、ロマ、ルイ。珍しく3匹一緒。
ノアはチビどもが鬱陶しくて本音は一緒にいたくない!

エーゲ海に触れて − パートI: ヒポクラテスの島 2004.06

6月初旬に国際会議でギリシアのコス島へ出かけてきた。目的地に到着するのに自宅をでてから40時間余り経過していた。なんと遠い!といっても、途中アテネからコス島まで乗る予定の航空便がキャンセルになって、アテネ空港で半日以上足止めをくらっていたからなのだが。まあ予定通り飛んでも24時間以上かかるのだから、やはり遠い。

しかもトラブルはそれだけでなく、次の便でコス島に飛んだら、預けた荷物が出てこない。同じように早朝の便で飛ぶはずだった(国際会議の参加者)乗客の荷物も出てこない。結局、連絡が悪くて便の変更がうまくいかなかったとみえる。でもこちらは大迷惑。オリンピック航空の係の女性は、その日の最後の便で届けると請け合ったが、結局届いたのは一日後。日本出発から考えると、丸三日間着た切り雀だったことになる!以前にも経験があり、普通は一日分の着替えを手荷物に入れておくのだが、今回はそれを怠った。次には気をつけよう。

さてギリシアではギリシア文字を使っている(当たり前?)。ギリシア文字など我々にとっては、普通、数学などでしかお目にかからないから、なんで数学の記号が看板に書かれているのか、なんて思ってしまった。ちなみに、コスは‘KΩΣ’である。コス島はエーゲ海のなかのドデカネス諸島の一つで、ヒポクラテスが生まれた島である。

アスクレピオスの遺跡写真1 ヒポクラテス派の神殿などがあったアスクレピオスの遺跡

遺跡の上から写真2 前面の階段側からと上段からと

コスの町の港写真3 コスの町の港。かつてトルコと戦った時の砦の城壁が残る。

 

2005.03桃のキメラ

桃のキメラ

今年の関東の桜は一気咲きであった。4月の7〜9日で一気に満開となり、10日にはもう花吹雪というところも。

ところで、写真の花だが、埼玉県の某高校の敷地で見つけた。撮影日は4月10日である。実に見事なキメラである。一本の木の枝に、「淡いピンクないし白色」の花と、「真っ赤」な花が同居している。大まかには、枝毎に花の色が分かれているが、一本の小枝に2色の花が咲いている場合もある。ちょっと調べてみると、このような木は「キメラ」と呼ぶらしい。この木は「桃のキメラ」である。東京近辺では桃の花は桜より早く、3月半ばまでには満開という感じだが、この木は桜と一緒の時期に花を咲かせている。

道行く人が(気付くと皆)足を止めて眺めるくらい、本当に「ドキッと」するくらい見事な、「白と赤」の花の競演(?)であった

白と赤の競演

 

1つ戻る