趣旨
シンポジウムの趣旨は、「宗教文化士」の資格をスタートさせるにあたって、これがどのような仕組み・内容のものになることが、社会的にも意義があると認められ、また現実に可能なものであるかについて、議論することにある。
「宗教文化士」が何を目指すかの一般的な表現は、到達目標に掲げられているが、宗教文化教育がどのようなことを目指し、どのように実施していくかについての個別具体的な議論を行なう。宗教文化教育に関連した講義を担当することになるであろう教員、これを目指すかもしれない学生、この資格の意味を吟味する側の企業や行政、初等・中等教育で大学とは別のかたちで「宗教」を扱う立場にある教員、こうした方々の要望や具体案を不安・懸念も含めて、幅広い視点から議論することを目指す。
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