1. 19世紀後半から1950年代にかけてのアメリカ社会科学の制度化過程の分析
2. 宗教と公共性、近代的自己をめぐる理論的諸問題の検討
3. 現代デモクラシーをめぐる理論的諸問題の検討
詳細については、國學院大學研究者データベースをご参照ください。
A.
単著
A.
単著書
1. 【翻訳】タラル・アサド、『リベラル国家と宗教』、人文書院、2021年4月
(Talal
Asad, Secular Translations: Nation, Modern Self and Calculative Reason, Columbia
University Press, 2020の全訳)
2. 【翻訳】タラル・アサド、『自爆テロ』、青土社、2008年7月
(Talal Asad, On Suicide Bombing, Columbia University Press, 2007の全訳)
B.
共著書
1. 【共編著】磯前順一・吉村智博・浅居明彦監修、上村 静・茢田
真司・川村 覚文・関口 寛・寺戸 淳子・山本 昭宏編集、『差別の構造と国民国家』、法蔵館、2021年11月(担当執筆部分:「第一章 近代主権国家における差別と排除の論理」(大村一真と共著)、35〜58頁;「終章 差別を超えて」、323-337頁)
2. 古沢広祐(責任編集)、『共存学4 多文化世界の可能性』、弘文堂、2017年3月(担当執筆部分:「多文化主義・社会関係資本・コスモポリタニズム―新しい「共存」イメージを求めて」、229〜250頁)
3. 古沢広祐(責任編集)、『共存学3 復興・地域の創生 リスク世界の行方』、弘文堂、2015年2月(担当執筆部分:「共存の政治的条件−権力分有論と多文化主義」、217〜236頁)
4. 川崎修・杉田敦編、『西洋政治思想資料集』、法政大学出版局、2014年9月 (担当執筆部分:「ウォルター・リップマン」、256〜259頁)
4. 島薗進・磯前順一(編)、『宗教と公共空間』、東京大学出版会、2014年7月(担当執筆部分:「宗教と公共性−「境界」から「空間」へ」、141〜166頁)
5. 古沢広祐(責任編集)『共存学2:災害後の人と文化、ゆらぐ世界』、弘文堂、2014年3月(担当執筆部分:「『共存』について―政治哲学的考察―」、219〜234頁)
6. 福田有広・谷口将紀編、『デモクラシーの政治学』、2002年(担当執筆部分:「科学」、162-178頁)
C.
論文
1. 「マッカイヴァーの因果性論」、『國學院法学』第60巻第4号、1〜30頁、2023年3月
2. 「リンドとマッキーバー――もう一つの社会科学方法論争」、『國學院法学』第58巻第4号、1〜30頁、2021年3月
3. 「「宗教」・「世俗」・「多元主義」―タラル・アサドと政治理論―」、『國學院法学』第55巻第4号、1〜29頁、2018年3月
4. 「『応用社会学序説』再読−ラザスフェルドの社会科学観をめぐって−」、『國學院法学』第52巻第4号、1〜22頁、2015年3月
5. 「行為の経験的分析と社会調査―ラザスフェルドの『社会科学』論序説―」、『國學院法学』、第52巻第2号、1〜22頁、2014年11月
6. 「社会科学的知識の実践性をめぐって−「社会動向に関する大統領特別委員会」と1920年代の社会科学」、『國學院法学』、第48巻第4号、1〜17頁、2011年3月
7. 「ジョン・デューイの欧州大戦」、『國學院法学』、第46巻第2号、1〜33頁、2008年9月
8. 「戦間期アメリカ社会科学の一断面」、政治思想史学会編、『政治思想史研究』、第6号、61-81頁、2006年11月
9. 「社会科学における『科学』と『技術』−ジョン・デューイの社会科学論をめぐって−」、『國學院法学』第40巻第4号、311-332頁、2003年
10. 「歴史・政治・科学−ハーバート・B・アダムスと『歴史政治学』」、『國學院大学紀要』、1〜18頁、1998年
11. 「社会科学と社会改革−ウィスコンシンとシカゴの間」 、『社会科学研究』第48巻第5号、1〜60頁、1997年
12. 「アメリカ社会科学形成史に関する一試論−J. W. バージェスの社会科学構想−」 、『社会科学研究』、第48巻第3号、43〜75頁、1996年
13. 「社会科学史の再構成に向けて−制度派の視点から」 、『社会科学研究』、第47巻第3号、299〜315頁、1995年
14. 「現代社会と社会科学−パーソンズ理論再考」 、『国家学会雑誌』、第106巻第5・6号、106〜149頁、1993年
D.
翻訳
1.
タラル・アサド、「総論」、磯前順一、タラル・アサド、酒井直樹、プラダン・ゴウランガ・チャラン編、『ポストコロニアル研究の遺産 翻訳不可能なものを翻訳する』、人文書院、2022年12月、19〜30ページ(Talal Asad, “Opening
Remarks”, paper delivered at the Symposium
on the Heritage of Postcolonial Studies: Traslating
the Untranslatable, 13-15 February, 2020)
2. (磯前順一との共訳)タラル・アサド、「我が父、ムハンマド・アサド」
『みすず』第53巻第9号、2011年10月、6頁〜13頁
(島薗進・磯前順一(編)、『宗教と公共空間』、2014年7月、169〜186頁に再録)
(Talal Asad, "Muhanmad Asad between Religion and Politics", paper
delivered at the Symposium on “Muhammad Asad –
A Life for Dialogue,” King Faisal Center for Research
and Islamic Studies, Riyadh. 11-12 April, 2011の全訳)
3. (磯前順一との共訳)ジャック・デリダ、「信仰と知−理性のみの境界における宗教の二源泉」、磯前順一・山本達也編、『宗教概念の彼方へ』、法藏館、2011年9月、110頁〜147頁
(Jacques Derrida,
"Faith and Knowledge : The Two Sources of "Religion" at the
Limits of Reason Alone", Translated by Samuel Weber, 2002の抄訳)
4. タラル・アサド、「世俗主義を超えて」、磯前順一・山本達也編、『宗教概念の彼方へ』、法藏館、2011年9月、373頁〜403頁
(Talal Asad," Thinking
about Religion, Belief and Politics", 2010の全訳)
5. ヘント・デ・ブリース、「西洋の進路喪失/東漸の終焉と脱ヨーロッパ化」、酒井直樹・磯前順一編、『「近代の超克」と京都学派
近代・帝国・普遍性』、以文社、2010年11月、265頁 〜 320頁
(Hent de Vries , "The Disorientation and the De-Europeanization
of the West", 2009の全訳)
E.
書評等
1.
「書評 『プラグマティズム古典集成』」
『週刊読書人』、2015年1月9日号
2.
「書評 磯前順一著『閾の思考』」
『週刊読書人』、2014年3月14日号
3. 「書評 Thomas A. Spragens Jr., "Reason and Democracy"」
『国家学会雑誌』、第104巻第3・4号、210〜211頁1991年
F.
学会発表
1. コメント「アサドの視点から見た政治理論」
日本政治学会研究大会分科会D-2、2022年10月
2. コメント「宗教と公共性−政治学の視点から」
日本宗教学会第71回学術大会 パネル『ポスト世俗社会と公共性』、2012年9月
3. 「社会科学的言説と「専門性」−相互作用の変容過程」
日本政治学会研究大会、2007年10月
4. 「1920年代のアメリカの政治科学―「科学」をめぐる論争の一断面」
政治思想学会研究集会、2005年5月
5. “Can Modified Populism
be Possible? : Comments to Prof. Nakano & Prof. Kazin”
presented
at The Kyoto American Studies Summer Seminar, August, 1997
メール: karitaあっとkokugakuin.ac.jp