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2.ボランティア(問14〜問15)

 

2-1.ボランティア活動をした経験

 問14で「あなたはボランティア活動をした経験がありますか」と質問した【単純集計】の結果は、「ボランティア活動をした経験がある」が32.5%(81人)、「経験はないがやってみたい」が36.5%(91人)、「経験したことはないし、経験してみたいとは思わない」が30.0%(77人)であった。
 性別に見ると(表2-1)、「ボランティア活動をした経験がある」という回答は女性の40.2%の方が男性の28.0%よりもかなり多かった。「経験はないがやってみたい」は男性は36.9%、女性は35.9%で、「経験したことはないし、経験してみたいとは思わない」はという回答は男性が35.0%で女性の23.9%と比べてやや多かった。

2-2.経験したボランティア活動の内容

 問14で「ボランティア活動をした経験がある」と回答した81人を対象として、付問1で「あなたはどのようなボランティア活動をしたことがありますか」と多重回答方式で質問した【単純集計】の結果は、介護活動(42.0%)、環境保護活動(34.6%)、募金活動(33.3%)、人道支援活動(9.9%)の順で多かった。
 性別に見ると(表2-2)、概して男女間で大きな差は認められなかったが、人道支援活動については、女性の方が16.2%と男性の4.5%と比べてかなり経験していた。

2-3.新潟県中越地震でのボランティア活動

 問14で「ボランティア活動をした経験がある」と回答した81人を対象として、付問2で「2004年10月23日に発生した新潟県中越地震に関して、あなたは何かボランティア活動を行いましたか」と質問した【単純集計】の結果は、「はい」(新潟県中越地震に関するボランティア活動を行った)が14.8%で、「いいえ」が80.2%であった。
 性別に見ると(表2-3)、「はい」という回答は、女性の方が21.6%と男性の9.1%と比べてかなり多かった。

2-4.してみたいボランティア活動の内容

 問14で「経験はないがやってみたい」と回答した77人を対象として、付問3で「あなたはどのようなボランティア活動をしてみたいと思いますか」と多重回答方式で質問した【単純集計】の結果は、環境保護活動(37.4%)、介護活動(29.7%)、募金活動および人道支援活動(22.0%)の順で多かった。
 性別に見ると(表2-4)、募金活動と環境保護活動については、男女間で大きな相違は認められなかった。介護活動については、「はい」という回答は女性の39.4%の方が男性の24.1%と比べてやや多かった。一方、人道支援活動については、「はい」という回答は男性の方が27.6%と女性の12.1%と比べてかなり多く、実際に人道支援活動を経験した割合の男女差とは好対照であった。

 

2-5.被災者の方々に役立てるボランティア復興支援

 問15では全員を対象として「最近、相次いで発生した地震災害や津波災害におけるボランティア復興支援として、あなたはどのような活動であれば被災者の方々に役立てると思いますか」と多重回答方式によって質問した。【単純集計】の結果、資金援助(54.6%)、食料・飲料水の提供(45.0%)、災害地の整備作業(37.8%)、医療・看護活動(34.5%)の順で回答が多かった。
 性別に見ると(表2-5)、医療・看護活動については、女性の47.8%の方が男性の26.8%と比べて回答が多い傾向が認められた。資金援助については、女性の60.9%の方が男性の51.0%と比べて回答がやや多かった。災害地の整備作業と食料・飲料水の提供については、男女間で大きな相違は認められなかった。

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