國學院大學 平成28年度SYLLABUS

科目名 教員名
基礎演習A(再) 小木曽道夫

開講詳細

開講キャンパス 開講時期 曜日 時限 開講学年 単位数
渋谷キャンパス 前期 月曜 7時限 1 2

講義概要

授業のテーマ

大学で学ぶための基本的スキルを身につける

授業の内容

「基礎演習A」では、大学生に求められる基本的なスキルを学びます。読んだり調べたりした内容を報告するとともに、それをもとに議論したり、レポートとしてまとめたりします。この授業では、大学で必要となる勉強の仕方を身に付けるだけでなく、社会に出ても必要となる主体的に物事に取り組む姿勢を身につける第一歩となる科目です。この「基礎演習A」を通じ、経済学部での学びと社会との関連性を知り、國學院大學経済学部が目指す「経済と経済学に関する基礎力と日本経済に関する知見を兼ね備えた、社会に貢献する専門的教養人」となるためのきっかけにもなります。

到達目標

〈知識・技能〉
・大学で学ぶための基本的学修スキル(ノートの取り方、資料の探し方、レポートの書き方等)を身につけ、使うことができる。
〈思考力・判断力・表現力〉
・文献や資料を正確に読み取り、それについて自分の意見を持つことができる。
・自分の意見を説明し、相手に伝えることができる。
〈主体性・多様性・協働性〉
・主体的に多様な学生との共同作業を通じ、他者に働きかけることができる。

授業計画

第1回 授業説明ならびに自己紹介
【準備学習 120 分】
⇒クラスのつどいで配布した資料を読む
第2回 ノートの取り方を学ぶ
・実際にノートを取り、よいノートについて検討する
【準備学習 120 分】
⇒『大学生学びのハンドブック改訂版』pp.12-9を読む
第3回 資料の調べ方
【準備学習 120 分】
⇒文献リストの作成
第4回 レジュメの作り方と発表の仕方を学ぶ
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第5回 小プロジェクト①:資料を読んで検討する
・資料を基にレジュメを作成し発表する
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第6回 小プロジェクト②:資料を読んで検討する
・資料を基にレジュメを作成し発表する
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第7回 中プロジェクト①:文献購読
・課題発表
・次週からのスケジュールの確認
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第8回 中プロジェクト②:文献購読
・情報に基づいてレジュメを作成して発表し、情報を分類・整理する
・課題で問われていることは何か、結論にいたる論理を考える
・作業方針、役割分担、各自の作業内容、日程計画など作業計画を作成
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第9回 中プロジェクト③:文献購読
・文献、新聞、統計データなどを用いたレジュメで報告し、さらに深掘り・分析を行う
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第10回 中プロジェクト④:文献購読
・発表用の資料を修正し、発表資料を完成させる
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第11回 中プロジェクト⑤:文献購読
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第12回 レポートの書き方を学ぶ
・新聞等の資料を要約し、文章の構成を知る
・レポートについてのレジュメを作成する
・文章の構成について検討する
【準備学習 120 分】
⇒レジュメの作成
第13回 振り返り①
【準備学習 120 分】
⇒振り返りシートの作成
第14回 振り返り②
・前期の授業全体を振り返る
・4年間を見据えた学習について考える
【準備学習 120 分】
⇒振り返りシートの作成
第15回 振り返り③
・アンケートへの回答など
【準備学習 120 分】
⇒振り返りシートの作成

※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

授業時間外の学習方法

・授業時間内だけで完結する科目ではありません。課題は毎回出されます。授業当日までの準備が大切です。十分に時間をかけて丁寧に準備を行い、授業に臨んでください。

受講に関するアドバイス

・講義形式の授業とは異なり、学生が主役となる科目です。主役不在では授業そのものが成り立ちません。積極的にワークに取り組んでください。
・基礎演習担当者は全員が専任教員です。また、FA(ファシリテイター&アドバイザー)と呼ばれる上級生も各クラスに1名ずつ配置される可能性があります。大学生活でわからないことはいつでも質問してください。

成績評価の方法・基準

評価方法 割合 評価基準
平常点 100% 受講態度、レジュメ、レポート等を総合的に評価する

※すべての授業に出席することが原則であり、出席自体は加点の対象になりません。


注意事項 ・全回出席が原則です。4回の欠席でR評価となります。
・平常点評価。受講態度、レジュメ、レポート等を総合的に評価します。

※履修している学生に対して事前に説明があった上で、変更される場合があります。

教科書・参考文献等

教科書

世界思想社編集部編『大学生学びのハンドブック改訂版』、2011年

オフィスアワー

月曜日12:00~12:50