自主映画「ぼくはうみがみたくなりました」製作準備実行委員会について

 私が参加している町田市障がい者青年学級で出会った方に、山下久仁明さんという方がいます。脚本家という経歴を持ちながら、息子さんに自閉という障害があるということがきっかけで、青年学級にスタッフとして参加された方です。そして、「フリースペースつくしんぼ」という障害児の放課後活動の場を主宰してこられました。
 その山下さんが、以前、「ぼくはうみがみたくなりました」という小説をぶどう社から出版しました。自閉症の青年が主人公の小説です。私も、授業で課題図書にしてきたすてきな物語です。
 その小説をぜひ映画にしようということになりました。私も小説を読んだ時、すぐにでも映画になる小説だなと思ったのをよく覚えています。
 ところで、その息子さんが、養護学校高等部の入学を目前に控えた3月28日に突然、電車事故で亡くなられました。まったく言葉を失ってしまう悲しいできごとでしたが、山下さんは、そのことで、よりいっそう映画制作の気持ちを強められたとのことです。
 自主制作の映画なので、協力者が大勢必要ということで、私のホームページでも紹介させていただくことといたしました。

 ぜひ、「ぼくはうみがみたくなりました」のホームページを開いてみてください。

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