國學院大學21世紀COEプログラム シンポジウム
「東アジアにおける鏡祭祀の源流とその展開」
日本列島における青銅器祭祀の中で今日まで連綿と継承されてきたのは、鏡を用いた祭祀である。シンポジウムでは国内外の研究者を招聘し、国外や日本国内における多鈕細文鏡流入以後の時代における鏡祭祀についての発表から、日本の鏡祭祀の源流とその展開を巨視的に把握する。
日時:平成17年7月23日(土) 10時30分〜18時
会場:國學院大學渋谷校舎 常磐松2号館3階大会議室
第1部 基調講演
10:30−12:00 「考古学的発見と古代斉国の手工業」
鄭同修氏(山東省文物考古研究所副所長・日本学術振興会外国人招聘研究者)
12:00−13:00 休憩
第2部 シンポジウム
13:00−13:20 「多鈕鏡の調査成果」
村松洋介氏(國學院大學大学院博士課程後期)
13:20−14:00 「弥生時代の鏡祭祀」
柳田康雄氏(元九州歴史資料館副館長・國學院大學日本文化研究所)
14:00−14:40 「破鏡と完形鏡」
辻田淳一郎氏(九州大学人文科学研究院)
14:40−15:20 「三角縁神獣鏡と古墳祭祀」
岩本崇氏(大手前大学史学研究所)
15:20−15:30 休憩
15:30−16:10 「古代東アジアの中国鏡」
上野祥史氏(国立歴史民俗博物館)
16:10−16:50 「破壊する儀礼」
杉山林継氏(國學院大學21世紀COEプログラム事業推進担当者)
16:50−17:00 休憩
17:00−18:00 ディスカッション
ディスカッション司会:杉山林継(事業推進担当者)
総合司会:吉田恵二(事業推進担当者)
※入場無料・事前申し込み不要
問い合わせ先
y034313@kokugakuin.ac.jp(担当:山添奈苗)