6.調査の概要 今回の出張では、ドイツ、フランスの神道・日本文化研究の現状を調査し、現地の若手研究者と会合を持った。 ドイツでは、日本神話や国家神道の研究を行っているクラウス・アントーニ教授が所長を務めるテュービンゲン大学日本学研究所を訪問した。 12月15日には、井上順孝が近代の神道と新宗教研究の傾向と課題について講演を行った。参加者は学生を中心として約50名であった。講演のタイトルは以下の通りである。 Recent Trends and Issues in the Study of Modern Shinto and New Religions. 講演後の質疑応答の際には、遠藤、平藤も加わり、学生からの神道、神話、新宗教に関する活発な質問に対応した。終了後は、井上、遠藤、平藤、アントーニ教授、Günter Kehrer教授(テュービンゲン大学文化学部比較宗教学研究所教授、専門は宗教学・宗教社会学)、久保田浩氏(テュービンゲン大学専任講師)の6名で会合を持ち、日独における現代宗教の状況、ドイツの大学教育・研究における日本宗教研究のあり方などについて討議を行った。