現代語訳すると、「先師が川のほとりに立っていわれた。流転のすがたはこのとおりだ。昼となく夜となく流れてやまない。」となる。この言葉については、人生の無常を嘆いた悲観の言葉とする説と、川の尽きせぬ流れに無限の持続、無限の発展を見た楽観の言葉とする二説がある。(吉川幸次郎『論語』上)。