「だだ、今夜も船は出ねえだかや」
しかし、じさまは船が出ないのを案じているのではありません。船が出ないのでだだがこうしていてくれるのを、むしろ喜んでいるのです。
「ンだ、月夜だもんだしの」
①「だだ、いたか」
《1行アキ》
「ンだ、月夜だもんだしの」
③「だだ、いたか」
《1行アキ》
「ンだ、月夜だもんだしの」
④「だだ、いたか」
《1行アキ》
「ンだ、月夜だもんだしの」
⑤〔「だだ、いたか」〕
「だだ、今夜も船は出ねえだかや」
〔といっても〕しかし、〔言〕、じさまは船が出ないのを案じているのではありません。船が出ないのでだだがこうしていてくれるのを、むしろ喜んでいるのです。
「ンだ、月夜だもんだしの」
⑥「だだ、今夜も船は出ねえだかや」
しかし、じさまは船が出ないのを案じているのではありません。船が出ないのでだだがこうしていてくれるのを、むしろ喜んでいるのです。
「ンだ、月夜だもんだしの」
⑦「だだ、今夜も船は出ねえだかや」
しかし、じさまは船が出ないのを案じているのではありません。船が出ないのでだだがこうしていてくれるのを、むしろ喜んでいるのです。
「ンだ、月夜だもんだしの」
⑧「だだ、今夜も船は出ねえだかや」 しかし、じさまは船が出ないのを案じているのではありません。船が出ないのでだだがこうしていてくれるのを、むしろ喜んでいるのです。 「ンだ、月夜だもんだしの」