おはらいの文化史 20 祓具はらえぐ


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祓具(『中臣祓抄』)


解説

 伊勢大神宮の御師おんし度数祓どすうばらえの際に用いたものと見られる八足案はっそくあん「八針串」やはりぐしと呼ばれる結束された祓串はらえぐしあん上の奥に差しこまれ、祓の回数を勘定する板(数取かずとり)が、足の間に渡した棒についている。案は長辺約40センチメートルの箱に分解して収めることができ、携帯可能な構造になっている。

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