30 岡熊臣『大祓詞塩之八百会』
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- 冊子本 3冊
- 元治元(1864)年成立
- 写本
- 河野省三旧蔵
- 國學院大學図書館蔵
解説
岡熊臣(天明3~嘉永4(1783~1851)年)は石見国鹿足郡の富長山八幡宮神職であり、平田篤胤(安永5~天保14(1776~1843)年)の気吹舎の門人だった。古典や諸学者の著書に学びつつ、神祇に関する独自の所説を著した。本書では、篤胤において明確化した、神祇の問題を世界像と関係づけるという問題意識を引き受け、祓によってはらわれた穢の行方を空間的に考察している。
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