おはらいの文化史 41 『大祓詞註釈大成』おおはらえのことばちゅうしゃくたいせい


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解説

 金光教こんこうきょう佐藤範雄さとうのりお(安政3~昭和17(1857~1942)年)の喜寿を記念して、山本信哉やまもとのぶき(明治6~昭和19(1873~1944)年)・河野省三こうのせいぞう(明治15~昭和38(1882~1963)年)・宮地直一みやじなおかず(明治19~昭和24(1886~1949)年)によって、『大祓詞註釈大成』全3巻が編纂された。上巻には、「大祓詞」おおはらえのことば中臣祓の本文を収める諸本と、「両部神道」「伊勢神道」「卜部神道」「吉川神道」「垂加神道」に分類される中臣祓の註釈を収録する[1]

  1. 本書の編纂にあたっては、編纂に関わった佐藤範雄、山本信哉、河野省三、宮地直一をはじめ、御巫清白、松木時彦、曾根研三らが所蔵した資料が底本として用いられている。

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