会長挨拶
国史学会は日本の歴史学会のなかでも101年という有数の歴史を誇り、雑誌『国史学』も200号を超えました。創立100周年記念の「日本史における権力と儀礼」、ならびに学会の歩みを回顧した座談会の記録が200号に載っています。 国史学会は、國學院大學の「国史」重視の方針によって発足しましたが、大学内外におけるオープンな全国学会として活動を続けています。年3回の『国史学』の刊行、毎月の例会、年1度の大会のほか、時宜にかなったシンポジウムを催し、学界や社会に貢献してきました。 国史学会は、今後も実証性に富んだ闊達な歴史研究をめざしますが、特に若い研究者の清新な息吹きを期待しております。 |
国史学会 会長 鈴木 靖民( すずきやすたみ・國學院大學教授)