第18回・少納言 「名は体をあらわす!?」

 

今回はかなり柔らかめの話題で。

よく『名は体を表す』って云いますが、最近の人名にはちょっと当てはまらなくなっている気がします。

昔だったら「〜男(雄・夫)」とか「〜子」というのが大多数で、意味は〜の部分に入る漢字の意味に集約されている場合が多いと思います。

しかし現代はあまり意味に対して比重が置かれていないのか、語感によっている名前が多く、簡単には 読めない名前も多くなりました。試しに下のサイトにいってもらえば解りますが、女の子の名前で約3万通りあるみたいです。http://www.dd.iij4u.or.jp/~ume20/f_name/

「あ」の項の一番始めの『地球(あーす)』というとこで既に腰砕けです。たしかに言われれば解りますが、 実際初対面だったら読めない!

最近お役所では漢字本来の読みには拘らないようです。ちょっと前の雑誌に、『明星(あかり)』と付けた 話が載っていましたので、字典に載っている読み通りでなくてもいいみたいですね。ただし以前にあった 『悪魔君』騒動みたいなものは駄目なので、やっぱり“意味”が重要なんでしょうか?

 

海外ではどうなのかと思い、これもネットで探してみると下のモノが。

http://www2u.biglobe.ne.jp/~simone/index.htm

海外では宗教的な意味合いが強いみたいで、聖人の名前や神に関するものが多いみたいです。

ただ、それらが初めにどこから来たのかは良くわからない!?確かに漢字と違って文字自体に意味は含まれておらず、単語でないと表意できない。

また2つ以上組み合わせると長い単語になってしまうため、バラエティが少なくなる(?)。結局昔から使用されているものを使うのでしょうか?新しい名前が造語されにくい環境なのでしょう。

 

昔を考えると、誰某から一字もらう、また葵の御紋のお家のように『家』という字がお決まりになってい るお家も多いと思います。そうするとあんまり意味は重要でなくなり、血縁関係もしくは誰某の力をあやかる意味合いが強くなり、海外に似ていたということでしょうか?

いずれ子供が生まれてくるときには皆さん頭を悩ますでしょう。最後に下のHPを御紹介します。

http://www.ht-net21.ne.jp/~natural/meimeikanzino_daiziten.htm

何にしろまずは名前を付けることから始まることが多いので、やっぱり重要なんでしょうね。

 

※今回紹介しているHPはリンクフリーの断りがありませんでしたのでリンクを張っておりません。

  御面倒ですが、コピー&ペーストで見てください。  

 

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