第24回・鶴田 「無題」

 

唐突ですが、私には変なこだわりがあります。「無題」がイヤなんです。どうしてみんなもっと活用

しないのかなあ、と常々思っています。

 

いったい何のことかと言いますと、携帯電話のメールの題名についてです。「無題」、「Re:」

Re:○○」だけじゃさびしすぎます。でも、そんな人が大半ですよね。少なくとも、私の周りで題

名を入れてメールを送ってくれる人は少数派です。

 

パソコンのメールの題名はどうでしょうか?題名に何も書かずに送ってこられる人はそれほど多

くないと思います。携帯電話のメールに限ったことだと言えるのではないでしょうか。

 

 

私は今、学部の4年に在籍しているのですが、私と同世代の人たちは携帯電話のメールをほぼ

毎日使用しているはずです。もっと言えば、一日に数件、数十件のメールのやり取りをしているは

ずです。そこで、提案です。皆さんも、もっとメールの題名を活用しませんか?

 

使用例の一つ目として、題名を題名として使う、ということが挙げられます。題名は本文の内容

を一言で表す恰好のスペースですから、それをそのまま使ってしまおう、というものです。題名

の王道的な使い方ですね。

 

もう一つ使用例を挙げておきます。それは、つかみや前ふりとして使います。これは、携帯電話の

メールによくある、どうでもいい内容にはもってこいだと私は考えます。

具体例として挙げますと、「暴君」。これは古代ローマ皇帝ネロのことなのですが、ネロ→ねろ→

寝ろ→コノヤロ早く寝やがれ→・・・。本文で、早く寝なさい、ということに触れてなくても、私は言い

たかったのはこれなんですよ、と。少々こっぱずかしいのですが、こんなことを考えながら、メール

を打ってる私のほうが変なんですかね。

 

 

他にも使用例はありますが、今回はこの辺で・・・。大変個人的なコラムで申し訳ありません。

 

でも、題名を入れるように(考えるように)なると結構メールが楽しくなりますよ。私からのささやか

な提案でした。「丁寧なあったかい感じも・・しませんか?」

 

 

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