第2回研究会 8月24日(金)午前9時〜11

   1.キャンパスことば辞典・凡例について

*翻刻少納言様から事前に提案されていたものについて、印刷した表を見ながら、見易さという観点から検討しました。印刷担当のこげくりがうっかり色々なサイズで印刷していたのが比較材料となって思わぬところで役立ちました…。

・記号の半角?(半角だとバランス悪くないでしょうか?)

→半角で特に見づらいことはない。

・語釈の中のカギカッコ(もう使用してるけど、ちゃんと決めたい)

→丸かっこ()が多いので、品詞を<>にしてはどうか。ちなみに専修大のものは「〜〜の略」とす                るところを“〜〜”と表している

・近い並びでの参照の矢印(「語り」「語る」のように並んでたら要らない気もするけど 一律にするなら付けるべき)

→見出し語を増やしていく段階で、間に他の語が挟まることも考えられるので、一律で付けた方が整理しやすいのでは?

・備考欄の使用について(何を書くか例を挙げたほうが書きやすい?)

→語釈に含めるものと備考に回すものの境界をはっきりさせた方が良い。使用頻度、事典的注記などは人によって処理にばらつきがある。

・フォントについて(設定したフォントは大きい?)

→右方向にどれくらい伸びるのか(何列使うのか)が決まるまではなんとも言えないが、フォント11でも充分読めるので、12にしなくてもよいのではないか。

・句読点の使用規則(用例の中で句点は使用しない?読点は半角?)

→決めかねたので、後期の研究会で検討したい。決まれば後から置換できる。

 <追加>

 ・丸付き数字はWindowsの機種依存文字なので、できれば避けた方が良いのではないか。

   2.キャンパスことば辞典(kikiさん担当分)

 *岡山大キャンパスことば集の見出しをもとに、各自で語釈を考えて持ち寄りました。時間の都合上、1人分しか見られませんでしたが、全員で語釈の妥当性や使用頻度について検討しました。 

<主なトピック>

 ・「ヴィトン」について、見出し(発音)は「びとん」、変換(表記)は「ヴィトン」でよいか。(岡大では変換のところも『ビトン』になっている)

 ・「微妙に」の語釈に「(2)すこし」を追加。*『微妙にやな感じ』

 ・「フェイク」を使う人はいるのか?保留。

 ・「ブーツ」=「長靴」ではない。「長靴と違って、どちらかというと実用性よりもファッション性を重視したもの」という注釈はどうか?

 ・「ぶっちゃけ」「ぶっちゃけた話」「ぶっちゃける」どれを基本とするか。(『ぶっちゃける』の活用はほかにないのでは? cf.『ぶっちゃけようよ!』と言う?)

 *結局2/3ほどまでやったところで時間がきてしまいました。後半にはkikiさんのオリジナルが多数入っていたので、残念ですが後期に持ち越しです。「オリテル」「すっぱ」・・・さて、何のことでしょう?

   

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