スタイル(シート)の基本事項

 

1.ページに書き込む方法

コードを見ると、上のほうに<head>と、数行下に</head>があります。ページの内容に入る前のこまごましたことを書いておくところです。Expression Webが 自動的に作り出しています。ヘッダー部分、といわれます。 ページのタイトルなども<title>〜</title>ではさまれて記述されているのがわかると思います。

スタイルシートを記述するとき、このヘッダー部分に書かなければなりません。場所としては</head>の前の行に書いていくといいでしょう。

 

2.基本的なスタイルのタグ

p : 段落(文章を打っていくと、この段落になります)

h1 : 見出し1(一番大きい見出しのスタイル)

h2 : 見出し2(2番目の見出し)  ⇒ 以下、h3, h4〜h6と続く。

a : ハイパーリンク

td : 表のセルを指定するタグ(自己紹介のところで使っています)

 

h1, h2などの見出しは特別なものなので、Expression Web画面左上のスタイルの一覧から選択して適用します。 適用するときには、その見出しの箇所にカーソルがあればOK。または、コードを直接書き換えます。「<p>これは見出しです</p>」 ⇒ 「<h4>これは見出しです</h4>」 というように。

日記のページを作成しているとき、日付を「見出し4(h4)」や「見出し5(h5)」などにして、本文を「標準の段落(p)」にするといいでしょう。もちろん、このページの趣旨からわかるでしょうが、h4, h5, p などはスタイルシートでフォント(サイズや色)や段落設定(インデントや行間)などを設定しておきましょう。

 

3.スタイルシートでの記述と各場所での指定

文字飾りは、スタイルシートで全体的に設定する方法と、文字列を直接選択して指定する場合があります。

この2つを同時に行っている場合、 スタイルシートでの設定と、行などでの直接の文字飾りでは、直接の文字飾りのほうが効いてきます。スタイルシートは全体的なものであり、それを個別に変更するために、直接の指定があるから 、です。スタイルシートでの設定を効かせるためには、文字飾りは「標準」や「自動」などにしておきましょう。

本来はスタイルシートは最初に作っておきます。文章を書いた場合に、別に文字飾りするのではなく、スタイルシートで自動的に反映されるようにするのです。もしくは、あとでまとめて文字飾りするためのもの、です。

直接指定した文字飾りがないだろうか(標準や自動に戻しておく)

文章に使われているタグと設定しているタグは同じだろうか(p ?, a ?, h1 ?)

 

4.文法的なこと

例:p {margin-left:120px; margin-right: 170px; }

pはタグとして使われるもの。設定内容は{}のなかに記述します。

設定する事柄 設定数値 でつなぎます。

いくつも設定するときには でつなげていきます。

 

5.設定対象

タグに対してスタイルを記述するのと、自分でスタイルを名前付けして使う方法があります。4などはタグに対して記述しているものです。タグを適用したときに効いてきます。

.japanese {font-family: HG丸ゴシックM-PRO}

.english {font-family: Courier}
などのように、「.」をつけて記述したものはスタイル定義したものです。Expression Webの左上のスタイル一覧から選択して適用するものです。段落であろうと、見出しであろうと、そのスタイルを合わせて適用することができます。

 


このページのスタイルシート

<style type="text/css">
h2 {margin-left:50px; }
h3 {margin-left:80px; }
p {margin-left:120px; margin-right: 170px; text-indent:1em; line-height:170%; font-size: 0.9em; margin-top:0px; margin-bottom:0px}
</style>

文章は<p>。一番上の見出しはh2, ほかの見出しはh3。「・主な文章のタグ」などはh3だけでなく箇条書きも適用しているので左端がほかのh3とは違う。