7.和(設問25~設問30)
横山 茉衣
7-1.和の利用頻度(設問25)
設問25は「あなたが登校した日に和を利用する頻度を1つだけ選んでください」と質問した。 【単純集計】の結果は、「2_週に数回」が36.3%と最も多く、次いで「3_月に数回」が24.2%、「4_ほとんど利用しない」が21.1%となった。「1_ほぼ毎日」は12.7%であり、「利用したことがない」は5.7%にとどまった。
性別に見ると(表7-1)、男性では「1_ほぼ毎日」が18.3%と女性(3.9%)より高く、逆に「4_ほとんど利用しない」は女性が31.0%で男性(14.9%)を大きく上回った。カイ二乗検定の結果は有意(p<.001)であり、性別によって利用頻度に違いがあることが示された。男性は学内で食事を完結させる傾向が強いのに対し、女性は学外で食事をとる、あるいは弁当を利用するなど他の選択肢を選ぶ人が多いと考えられる。
7-2.和を利用する理由(設問26)
設問26は「こちらの設問は「25」の設問で「1_ほぼ毎日/2_週に数回/3_月に数回/4_ほとんど利用しない」のいずれかを選択した場合のみ回答してください。それ以外を選択した場合は削除されます。あなたが和を利用する理由を1つだけ選んでください」と質問した。【単純集計】の結果は、「1_価格が安い」が67.8%と最も多く、次いで「4_好きなメニューがある」が14.5%、「3_友達と一緒に食べられる」が13.2%となった。「2_早く食べられる」は2.6%、「5_その他の理由」は1.9%にとどまり、これらは少数派であった。
性別に見ると(表7-2)、男女とも「1_価格が安い」が最も多く(男性70.3%、女性64.3%)、次いで「3_友達と一緒に食べられる」(男性14.1%、女性11.9%)、「4_好きなメニューがある」(男性11.4%、女性19.0%)が続いた。カイ二乗検定の結果、有意差は認められなかった(p=.386)。学食としてコストパフォーマンスの良さが重視されており、男女に共通した利用動機となっている。一方で、女性は「好きなメニューがある」と答えた割合がやや高く、メニューへのこだわりがうかがえる。
7-3.和のメニューへの満足度(設問27)
設問27は「こちらの設問は「25」の設問で「1_ほぼ毎日/2_週に数回/3_月に数回/4_ほとんど利用しない」のいずれかを選択した場合のみ回答してください。それ以外を選択した場合は削除されます。あなたは和のメニューに満足していますか。1つだけ選んでください」と質問した。【単純集計】の結果は、「1_満足している」が51.8%と最も多く、「2_やや満足している」が34.7%と続き、合わせて8割以上が肯定的な評価を示した。
性別に見ると(表7-3)、男女とも「1_満足している」が多く(男性49.2%、女性55.6%)、「2_やや満足している」を含めると全体の8割以上となった。有意差は認められなかった(p=.186)。男女ともにメニューの内容に対して概ね満足しており、学食として一定の品質が確保されていると考えられる。
7-4.和の料金設定(設問28)
設問28は「こちらの設問は「25」の設問で「1_ほぼ毎日/2_週に数回/3_月に数回/4_ほとんど利用しない」のいずれかを選択した場合のみ回答してください。それ以外を選択した場合は削除されます。あなたは和の料金についてどう思いますか。1つだけ選んでください」と質問した。【単純集計】の結果は、「2_ちょうどいい」が47.4%で最多、次いで「1_とても安い」が41.0%となり、肯定的な評価が大半を占めた。
性別に見ると(表7-4)、男女ともに「2_ちょうどいい」と回答した割合が最も高く(男性44.0%、女性52.4%)、次いで「1_とても安い」(男性43.5%、女性37.3%)であった。有意差は認められなかった(p=.435)。料金についても男女で大きな差はなく、学生の経済状況に見合った価格設定ができているといえる。7-5.和への要望案(設問29)
設問29は「こちらの設問は「25」の設問で「1_ほぼ毎日/2_週に数回/3_月に数回/4_ほとんど利用しない」のいずれかを選択した場合のみ回答してください。それ以外を選択した場合は削除されます。あなたが和を利用するうえで、あったら嬉しいサービスを1つだけ選んでください」と質問した。【単純集計】の結果は、「2_混雑状況がわかるアプリ」が43.7%で最も多く、「4_ポイントカード制度」が27.1%、「1_テイクアウト」が19.1%と続いた。
性別に見ると(表7-5)、「2_混雑状況がわかるアプリ」が男女ともに最も多く(男性44.3%、女性42.9%)、次いで「3_支払い方法を増やす」「1_テイクアウト」などが続いた。有意差は認められなかった(p=.923)。男女ともに利便性の向上を望む声が多く、特に混雑緩和や情報提供に対する需要が高いと考えられる。
7-6.和の料理のボリューム(設問30)
設問30は「こちらの設問は「25」の設問で「1_ほぼ毎日/2_週に数回/3_月に数回/4_ほとんど利用しない」のいずれかを選択した場合のみ回答してください。それ以外を選択した場合は削除されます。あなたは和の料理のボリュームをどのように評価しますか。1つだけ選んでください」と質問した。【単純集計】の結果は、「2_ちょうどいい」が76.2%と大半を占め、「3_量が少ない」が13.0%、「1_量が多い」が10.7%であった。
性別に見ると(表7-6)、男性では「2_ちょうどいい」が76.2%と高く、女性では「1_量が多い」が24.0%で男性(1.6%)より顕著に多かった。カイ二乗検定の結果は有意(p<.001)であり、性別による感じ方の違いが示された。提供される量は男性基準で設計されている可能性があり、女性にとっては多すぎると感じることがあると推察される。