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2010年度「アンケート調査」『芸能人、趣味、休みの日と睡眠についての調査』 実習のプロセス(兼・編集後記)

「アンケート調査」担当教員 小木曽 道夫

表1 課題の目次
1.情報保護誓約書の提出
2.調査項目案
3.設問案
4.調査票の作成
5.集計と分析
6.レポート

【利用教室】2010年度通年科目・月曜6限開講「アンケート調査」は、2008年およびこれ以前の入学者が履修する読替科目である「アンケート調査実習A・B」と同時開講し、渋谷C4教室にて実施した。

【登録者と履修者】
 2010年度「アンケート調査」の前提科目である2009年度「アンケート調査入門」の合格者は73名で(表2)、うち被前提科目である「アンケート調査」の履修登録権利者は経済学部の学生70名であった。この70名のうち2010年度「アンケート調査」を事前登録および登録したのは2名で、2名ともに中国人留学生であった。

表2 2009年度「アンケート調査入門」と2010年度「アンケート調査」の登録者と合格者
アンケート調査入門アンケート調査
開講年度登録者合格者 開講年度登録者合格者
全体うち経済学部全体うち経済学部
20091321187370 201022

 2010年度「アンケート調査」の登録者2名のうち合格者は2名であった(表3)。同時開講した読替科目である2010年度前期「アンケート調査実習A」の登録者は12名(うち3年生は6名、4年生は6名)で、そのうち、出席回数が0回、すなわち1回も出席しなかったのは2名(うち4年生が1名)であった。「アンケート調査実習A」の合格者は7名(うち3年生は5名、4年生は2名)であった。2010年度後期「アンケート調査実習B」の登録者は5名(うち3年生が5名)でうち合格者は5名であった。したがって、2010年度「アンケート調査」と通年科目に換算した「アンケート調査実習A・B」を合計すると、登録者は14名で合格者は7名であった。

表3 2010年度通年「アンケート調査」・2010年度前期「アンケート調査実習A」・2010年度後期「アンケート調査実習B」の登録者と合格者

事前登録者登録者合格者
アンケート調査222
アンケート調査実習A10127
アンケート調査実習B-55
通年科目換算での合計12147

2010年度「アンケート調査」の課題

  1. 出席:原則として出席リーダーとする。
  2. 課題1.情報保護誓約書の提出:4月19日までに課題1.情報保護誓約書をパブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査\課題1 またはK-SMAPYのリポート 課題1 に提出すること。情報保護誓約書を提出しない者は、情報保護誓約書の全項目に同意できない=調査実習妨害を目的として履修すると判断して履修を認めない。情報保護誓約書を提出した者に対して、課題の多くを提出するパブリックフォルダのアクセス権を与える。
     ダウンロードと提出方法:パブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査 月6\課題1 から 情報保護誓約書.docをダウンロードし、網掛けしてあるテキスト・ボックスに氏名・学籍番号などの必要事項を入力し、網掛けしてあるドロップダウンリストから「同意する」または「同意しない」のどちらかを選択し、半角学科記号+半角7桁の学籍番号_情報保護誓約書.doc(例:f0911581_情報保護誓約書.doc)というファイル名と拡張子で名前を付けて保存し、ダウンロードしたフォルダに添付ファイルとして提出する。指定したファイル名と拡張子を遵守しなかった場合には、原則として受理しない。
  3. 課題2.調査項目案〜この課題に基づいてグループ分けを行なう。課題2.および課題3.で不合格になれば課題4.以降には進めない。
    • 提出先:パブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査 月6\課題2
    • 締切:4月26日19:00
    • パブリックフォルダ \課題2 の件名 グループ案4/26 の表の[課題3OK]に「1」が入力されている人は課題3.に進むこと。
  4. 課題3.設問案〜課題2.の内容に準拠して、質問する設問とその設問の担当者を決定する。この課題からグループごとの共同作業が始まる。ただし、グループの最低人数は1人とする。
    • 具体的な設問(明確になるならば質問文、回答選択肢はまだ不要)案を提出すること。この案でグループ分けや担当する設問の重複などを調整する。
    • 件名は個人作業の場合は氏名、共同作業の場合はグループ名とする。なお、グループの一部の複数の人が共同作業をする場合は、件名はグループ名、設問案の末尾に担当者名を記入すること。
    • 提出先:パブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査 月6\課題3 またはその下の各サブフォルダ
    • 課題3.設問案 の「完成版」は、各グループで質問する質問とその担当者(グループが1人の場合は不要)の一覧である。
    • 「課題4.調査票の作成へ進んでください」という指示は、パブリックフォルダに提出した課題3へのコメントによって指示する。
    • 課題3.の締切:6月7日19:00
  5. 課題4.調査票の作成 〜受講者全員で1つの調査票を作成する。グループ(または必要に応じてグループ内部で設問を分担するチーム分けをして、チーム)ごとに分担した調査票の設問を作成する。 課題4.までを前期中に完了させる予定である。
    • 受講者全員での変数(質問)の上限はK-SMAPYのアンケート機能の質問数の上限(100)とする。受講者全員での変数数が少ない場合には、課題3.設問案で提出した質問数よりも質問を増やすことを認める。
    • 課題4.の体験実習として、質問者(=「アンケート調査」受講者)がK-SMAPYのアンケート機能に慣れるためのK-SMAPYのアンケート、および、プリテストを実施する。
    • 自由回答は回答者の負担を考慮して最小限にすること。また、自由回答を用いた場合には必ずアフター・コーディングして集計すること。
    • 提出場所:パブリックフォルダの課題4 またはその下の各サブフォルダ
    • 原則として、濾過型設問は使用することができない。
    • 回答者は「無回答」にできない=いずれかの選択肢を選択しなければならないため、必要に応じて「わからない」・「該当する選択肢がない」などの回答選択肢をつくること
    • 課題4.へのコメントは、提出したファイルに《》で括って返信する。なお、プリテストへは《》で括った添削済みの質問文および回答選択肢を採用する。
    • 前回提出した課題または前回提出した課題の《》内の修正版で完成した場合には、新たに作成または修正した課題だけを提出するか、または、完成した質問文および回答選択肢それぞれの末尾に【完成】と入力しておくこと。
      • 課題4.の書式:
        • プレーンテキストファイルを添付ファイルで提出
        • プレーンテキストファイルの作成方法
          • WORD2007の[名前をつけて保存]→[その他の形式]→[書式なし(*.txt)]で保存する。
          • スタートメニューから[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[メモ帳]を選択してメモ帳を起動する。
        • 分担の記名方法は
          • 個人作業の場合は先頭行に氏名
          • グループ作業の場合で・かつ・提出した設問すべてがグループ全員の共同分担である場合は先頭行にグループ名
          • グループ作業の場合で・かつ・グループの一部の人の分担である場合は個々の質問文の先頭に担当者名を
          入力する。
        • 個々の設問ごとの内容は、1.質問文、2.単一回答・複数回答・自由回答の区別、3.当該の質問文に対する「,(半角カンマ)」で区切った回答選択肢(※上限は50バイト)、である。

          【見本】K-SMAPYのアンケート機能についてのアンケート

          小木曽 道夫
          あなたはK-SMAPYにアンケート機能があることを知っていましたか。【完成】
          単一回答
          はい,いいえ【完成】

          すべての方に伺います。あなたはK-SMAPYにアンケート機能があることを何で知りましたか。
          複数回答
          アンケート調査入門で教わった,他の授業でアンケートを実施したことがある,その他

          前問で「その他」と回答した方はアンケート機能があることを知った理由を入力してください。(※濾過型設問が実質的に使用できないことを例示するために入れた設問)
          自由回答

    • 添付ファイル名は
      • 個人作業の場合は、半角の学科記号学籍番号_提出回数.txt(例えば、経済ネットワーキング学科で学籍番号が091234で2回目の提出の場合はT091234_2.txt)
      • グループ作業の場合は、グループ名_提出回数.txt(例えば、グループ名が「使用状況」で3回目の提出とすれば、使用状況_3.txt)。
    • プリテスト7:これまでに提出された課題4をもとにプリテスト7を実施する。プリテスト7に回答するとともに、自分の分担以外の設問でも何か気づいたことがあれば、パブリックフォルダの課題4 に改善案を投稿すること。
  6. 「アンケート調査」ではなく「アンケート調査入門」の課題:回答とデータ入力:2010年9月27日から10月4日を回答期間として実施する。
  7. 課題5.集計と分析:
    • 本格的には10月11日(体育の日であるが通常授業日)から、単純集計、多重回答、クロス集計とχ二乗値検定、平均値の差、相関分析、因子分析の順で実施する予定
  8. 必須ではない課題.詳細分析(作図表を含む。なお、作図表の詳細については、小木曽道夫著(2006)『SPSSによるやさしいアンケート分析』オーム社、ISBN4-274-06652-5 C3041 定価(本体2400円【税別】)参照)
  9. 課題6.レポート〜調査報告書の原稿となるレポートの執筆:
    • 締切りは2011年1月20日
    • 執筆分担は(原則として)自分または自分たちが担当した設問についての集計・分析を担当する。共同執筆も可。
      ※章構成・執筆分担(案)はK-SMAPYの教材に content.html というファイル名でアップロードする。
    • 提出先はパブリックフォルダ\3_経済学部\小木曽 道夫\アンケート調査 月6\レポート(※K-SMAPYのリポートは1人1ファイルしか提出できないため)※なお、この提出先のフォルダを、執筆分担調整や共同執筆作業中原稿の一時保管場所などの作業用に利用することができる。
    • 提出するレポートの書式はなるべくHTML書式とする。なお、HTMLファイルの「雛形」に準拠すること。
      ※「雛形」はK-SMAPYの教材に report.html というファイル名でアップロードする。
      1. Web版の報告書は、上側に本文、下側に図表・調査票を表示するフレーム構造をとるため、本文と図表とは別ファイルで提出する。ただし、単純集計、性別クロス集計、アルバイトの有無別クロス集計、課外活動団体所属別クロス集計は作表する必要がない。
      2. 本文の添付ファイル名は、
        • 単独執筆の場合はアルファベット小文字の姓とする(ex.:小木曽道夫ならばogiso.html)。ただし、同姓の人がいる場合にはアルファベット小文字の名とする(ex.:asumi.html,masami.html)
        • 共同執筆の場合は"q"+"設問番号"(+"連番")とする。(ex.:問8ならばq8.html)
      3. 提出するレポートの本文には、図表を参照するリンクを張ることが望ましい。
      4. (必須ではない課題.詳細分析の結果の)表の書式は、原則として冗長なSPANエレメントがないHTML書式とする。なお、課題エについてはExcelブックなど冗長なSPANエレメントが付加されてしまうことが予測される書式で提出した場合には(少し)減点する。表の添付ファイル名は、アルファベット小文字の姓+連番とする(ex.:小木曽道夫の自分が分担した部分の3番目の表ファイルならばogiso3.html)。
      5. (必須ではない課題.詳細分析の結果の)グラフなどの図の書式は、原則として冗長なSPANエレメントがないHTML書式+gifまたはjpg書式とする。図の添付ファイル名は、アルファベット小文字の姓+連番とする(ex.:小木曽道夫の自分が分担した部分の4番目の図ファイルならばogiso4.htmlおよびogiso4.gif)。なお、グラフの作成方法については授業時に指示する。
Copyright 2010-1 Ogiso Michio

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