おはらいの文化史 26 出口延佳でぐちのぶよし『中臣祓瑞穂抄』なかとみのはらえみずほしょう


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『中臣祓瑞穂抄』


解説

 出口延佳でぐちのぶよし(元和元~元禄3(1615~90)年)は江戸時代前期の伊勢神宮外宮の権禰宜ごんねぎ。神儒合一論に立ち、仏教的神道説からの脱却を図る。本書は『中臣祓訓解』なかとみのはらえくんげ忌部正通いんべのまさみち『日本紀神代巻口訣』にほんぎじんだいかんくけつ一条兼良いちじょうかねよし『日本紀纂疏』にほんぎさんそなどをふまえつつ、古典の読解にもとづく独自の註釈を示している。

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